愛が伝わらない

 

こんにちは。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

夫と付き合い始めて初めての彼の誕生日のことです。

私の好きなブランドの男性用のお財布を選んで買っておき、

バースデーケーキを予約して、

「はっぴぃば~すで~とぅ~ゆぅ~♪」

とやりました。私の部屋に泊まりに来た時に。

「お誕生日おめでとう!」

とプレゼントを渡しました。

 

…ん?いまいち反応が薄いぞ?

すると彼は、

「…ありがとう。これはこれで嬉しいんだけど、

プレゼントはお互い欲しいものを教え合って買うもんじゃない?」

「そーいうもんなの?」

 

後日知ったのは、彼はサプライズというものが

ちっとも嬉しくないのだということ。

結婚して一緒に住み始めて、新婚さんで、

週末の朝に、私が近所の美味しいパン屋さんでパンを買って、

スクランブルエッグとかソーセージとか、サラダとか、

ちょっと浮かれた朝食を作って彼を起こすと、

ん…?起きない…

ぜんっぜん、起きない…

午後になって起きてきて、ひとりでテレビを見ながら、温めなおしたご飯を食べて、

何も言わない…

 

子供ができて、夫ひとり留守番で、私が子供と公園や買い物に行って、

帰ってきたときにマンションの下からインターフォン鳴らして、

「パパー!」って子供にやらせてオートロックのカギを開けてもらうとか、

そういう【ちょっかい】というか【じゃれ合い】みたいなもの、

私にとっては小さな【愛情表現】の一種なんだけども、

夫はそれを、どちらかというと【面倒なもの】と捉えるようです。

 

『なんでカギ持ってるのに、わざわざ俺を動かしてカギ開けさせるの?』

みたいな。

 

私にとっての【愛情表現】や【愛情、愛着を伝え合う方法】が、

夫とはことごとく、ことごとく、合いません。

今となっては知っているので驚きませんが、

彼にとっての私→彼への愛情表現は、

好きな時に好きだけ寝かせてくれて、身の回りの世話をしてくれること。

 

そして彼→私への愛情表現は、

必要なもの、欲しいものを買ってくれること。

そしてその金額の大きさが、愛情の大きさ、です。

 

こればっかりは仕方がないというか、

どちらも正解でも不正解でもないし、良いも悪いもない、

価値観の問題です。

だから仕方がない、と納得しています。

 

ただ、その違いを認めるたびに、

なんだかなぁー…、うまくいかないもんだなぁー…と思います。

もったいない、というか、こう、もう少しうまく噛み合ったら、

お互いもう少し楽に気分よく過ごせるのにな、と。

お互いある程度好きで結婚した者同士、

忙しい中でその【愛情】が、もう少し効率よくお互いに通じ、届いたら、

それはとても幸せなことだよなぁ、と。

生物学的には、違う相手こそ【正しい】相手なのかもしれませんが。

 

友人やら姉やら、私の【愛情】が、意図した形で効率よく伝わる相手がいるのに、

いちばん近くにいる人間には伝わらない。

「ママは俺には優しくない」と言われました。

そう言われると私としては、

「うーん…そか」としか言えなくて、

彼の思う『私からの愛情表現』を、できる時にするしかないわけで。

彼の歩み寄りを感じる時もあるし、でも私と同じように、的はズレがちです。

 

いや、敢えて違いに目を留めるとこういうことがあるだけで、

私たちには似ているところもたくさんあるので、

文句を言っているわけではなく、ただただ、事実を書いているだけなのです。

違うからこそ、お互いを補い合えるのも事実ですし。

 

違いを知り、違いを受け入れ、その違いを愛することが、

こんなにも難しいことだったとは。

こと、夫婦の間だと。。

でも、

「難しいよねぇ~」

と当の夫と言い合い、

「うん、難しい」

と、その部分で共感しあえただけで、少し波立ちは収まるんですよね。

そこでも夫は「そお?」って言うんでしょうが。

 

 

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お忙しいところすみません。。

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