すべての女性が読むべき本3冊が決定しました。

B!

 

こんにちは。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

会社にいる50歳くらいの女性が、夫の話をするとき、

 

『主人が…』『主人は…』

 

『主人』を連発します。

 

私自信、夫のことを外で話すときは『旦那』や『夫』と呼びます。

しかしその『主人』を連発する彼女は、

毎回どこか【うっとり】しながら、『主人が…』と言っているような気がします。

 

【主人】て、すごい言葉ですね。

主な人です。

主な人が旦那さんである、つまり彼女自身は主な人ではなく、

【従な人】と言っていることだし、

それはどういうことかと言うと、簡単に言ってしまうと

 

彼女は【奴隷】であるということです。

 

『そんな極端な…』

 

と思いました?

 

それがそれほど、極端なことではないんです。

 

ちょっと数十年前まで、

 

結婚したら【お前】と呼ばれ命令され、

【主人】には敬語で話し、

自分から離婚することはできず、

重要な選択をするときには【主人】の許可が必要で、

個人の財産もないのが普通だったんです。

 

それって…【奴隷】が極端なら、

【主従関係】もしくは

【上下関係】?

 

社会集団の中に上下関係があると、上下の結びつきよりも、同じ階級での結びつきのほうが強くなるものです。日本においてカップル文化がどうにも薄っぺらで、それよりも同性文化のほうが強力なのは、夫婦関係=上下関係という歴史が長かったから、という気がしてなりません。

 

このたび、

下記3冊を、『すべての女性が読むべき本3冊』に指定させていただきました。

 

 

 

 

『負け犬の遠吠え』で一躍有名になった方ですが、

これは純然たる【ジェンダー論/性差や性差別について】の本です。

 

彼女の上手いところは、【自虐】というフィルターを通すことで、

そしていい具合にオチャラケルことで、

本来ドロドロしがちなジェンダー論を『サラッ』とした手触りのものにしたこと。

タイトルにも【自虐】が反映されています。

 

そうすることで一気にそのリーチを広げました。

 

『性差とか言われても、よくわかんない~

そういう話はモテない女のするものじゃないの~?』

 

と思っていた女性たちも、

 

【性差】という言葉に条件反射のように嫌悪感を持つ男性たちも、

 

単純に『オモシロイから、流行ってるから』と

手に取ったことだと思います。

 

 

『少子』も、

子供のいない彼女をはじめとする世の女性たちが

なぜ子供を産まないのか、という視点で書かれている、

少子化問題の解決策が詰まっている本だと思います。

 

 

最近読んだのが『男尊女子』だったのですが、

電車の中でニヤニヤしながら一気読みしました。

 

カマトトは、強い女性に対して腰が引けやすい日本の男性を相手にしなくてはならない日本の女性にとって、種の保存のために必要な技術です。

 

↑の3冊を、『すべての女性が読むべき』としたのは、

男性が読むと腹が立つであろう、もしくはプライドを傷つけるであろう、

しかし女性の視点から見ると真実、という表現を乱発しているから。

 

これらの本を読むと、

私たちの身近にある言葉の使い方も、

見直す機会になるかもしれません。

 

主人、家内、奥さん、女に家と書いて嫁、父兄…

 

↑の本にも書いてあったのですが、

 

言葉は思想を表現するものです。

 

無意識に使っている言葉で、私たちの思想は作られてしまいます。

 

私は、ギリで【旦那】【旦那さん】を使います。

 

例えば役所や銀行などのちょっとかしこまった場所で、

【主人】を使うと途端に夫の【威厳】が増すような気がするんですが、

それはなぜかというと、

 

私が【主人】という言葉を使うことで、

彼にかしずく【私という奴隷】が生まれ、【奴隷】を持つ偉い身分、

的な雰囲気を醸し出せるから、なんですよね。

 

 

キョエーーーー

 

 

 

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