わかっちゃいたけど、次男には10言わないと10はわかってくれない。

B!

 

おはようございます。みゆきです。

10歳と8歳の息子ふたりを育てています。

 

知ってはいたけど、『個性』の範囲がデカすぎやしないか。

 

いや、わかるよ、わかる。

人はみんな違って、個性的だから素敵なんだ、うん。

 

いやでもさ、『育てる』となると、

この個性がまたややこしいったら・・・

 

 

長男(10)はホントなんというか、

私に似ているんだろうか。

【5】言えば【10】伝わるというか。

 

10歳になって減らず口を覚えて、

素直に「わかった」とは言わないまでも、

ちゃんと理由を説明すれば、

言ったことは次までには修正してくる。

 

「ここをちゃんと片付けてくれないと

ママもパパも困るんだよ。」

 

そう言えば、不服そうな顔はするものの

理由を理解して、ちゃんと片付けるようになる。

 

一方の次男。

 

同じように

「ここをちゃんと片付けてくれないと

ママもパパも困るんだよ。」

と言っても伝わらない。

 

【5】言って【10】やってほしいのが本心なのだが、

次男はなぜか

【10】ではなく

【A】をやろうとする。

 

そうじゃない、それじゃない。

相手の裏をかいて良い行いをすることをいつも考えている気がする。

 

だからもちろん、

意表を突いたかわいい行動で

驚かしてくれるのは事実。

 

学校でもらってきた集合写真を

ただ私や夫に渡すのではなく、

私の部屋に置いてあるアルバムを持ってきて

貼って、そして見せる、みたいなことをする。

写真はかわいいし、貼ってくれるのも助かるけど、

ちゃんときれいにアルバムをしまってくれるかどうか、

返って私が片づける手間が増えるだけだったり、

ということも往々にしてある。

 

 

でもまぁ、彼の良いところを詰む必要はないので、

これはこれで良いとして、

いやでもただ、

やってほしいこと【10】はやっぱり、

あるじゃないですか。

 

 

いま困っているのは、寝る時。

20時半~21時ころには、

私と子供たちで寝室に入って、

それぞれの布団に寝転がって本を読んだりして過ごして、

21時ころには電気を消して寝たいのですが、

この【静かに寝る】がなんともできないんですよ、8歳次男。

 

要は、寝るその瞬間まで遊びたいんです。

キャッキャと遊んで、遊んだままコテンと寝たいんですね。

退屈するのがとにかく嫌なようで。

 

でもさ、

普通に寝たいじゃん?

長男も同様に、静かに寝たいんです。

だから、

「静かにね。もう寝る時間。」

次男にそう言ったところで、

ダメなんです。

 

長男にちょっかいを出し、

相手にされないと布団をひっくり返し、

私が怒鳴ったところでさっぱりで、

夫が怒鳴ってやっと泣きながら落ち着く。

 

毎晩毎晩、寝る前の儀式。

 

「静かに寝るって、そんなに難しいかな~」

「ママも長男も、寝る前は静かにしたいんだよ」

「普通にお布団で寝よう?」

「ご本読んであげるから、お布団で静かに聞いてほしい」

 

言葉を尽くして語り掛けるも、

次男にはちっとも刺さらないんですよ。

 

 

夫本人も認めているのですが、

こういうとこ、ほんと、夫にそっくり(笑)

 

夫曰く、

「人がどうだろうが関係ないんだよ。

だから俺は、次男にこそ本を読んでほしいんだよ。

本を読んで、他の人がどう感じるかを知らないと、

自分が感じることが全てだと思ってるんだよ。

俺もそうだった。」

 

なるほど~・・・

 

でも、夫に似ていて、

夫と同じ対応をすべきなのだとしたら、

これだよね。

 

言葉を、とことん簡略化して尖らせる。

 

「次男くんの『遊びたい』より

この場合、ママと次男の『静かに寝たい』が優先だよ。

 

次男が〇〇くんに嫌なことされたとき、

〇〇くんの『やりたい』より

次男の『嫌』が優先だったでしょ?

同じだよ。

 

自分より、他の人を優先にしなきゃいけない時もあるよ。」

 

 

夫の時と同じ。

 

「私は(ママは)嫌なんだよ。」

 

では通じない。

 

「いまはあなたの『やりたい』より

私を優先しなさい。」

 

オブラートを取っ払って、

原液をぶっかけなきゃいけないとき、

ぶっかけなきゃいけない人がいる。

 

ことあるごとに、原液をぶっかけていこう。

このまま大人になったりしないのはわかるけど、

わかっておいたほうが良いことな気がする。

 

 

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