【ハグ】っていまや、日本でも結構一般的ですよね。
そもそもは欧米の習慣です。
日本では、恋人、夫婦や近い友人でないと
なかなか【ハグ】まではしないと思いますが、
アメリカなどではもう少し【ハグ範囲】は広がります。
私もアメリカにいたとき、
初めて会った友人の友人とか、
ちょっとした知人でも、【ハグ】の機会がありました。
【ハグ】って、まあ本来は親愛の情とか、信頼とかを表現しあう方法なんですが、
他の効果もあるんですよね。
子供は、赤ちゃん時代からの抱っこの習慣が染み込んでいるのですが、
同性の友人などと、初めて【ハグ】するとき、
何か感じますよね。
人って、実際両手で【ハグ】してみると、
やはり当然ですが、生々しいというか、
思っていたよりも堅かったり、
厚みがあったり、
柔らかかったり、
暖かかったりします。
そうするととたんに、相手も生身の人間である、という
知っていたはずのことを改めて突き付けられる気持ちになります。
そうすると当然、親密さが増す、となります。
最近はもう、旦那以外の大人と【ハグ】なんてしなくなりました。
でもね、私は【ハグ】よりも好きなスキンシップがあります。
そのスキンシップの方法には、
『大自然を前に自分のちっぽけさを知る』と同じような効果があると
私は思っています。
どういうスキンシップかというと、
相手の胸に耳を付けて、心音を聞く、という方法です。
ある時たまたま旦那と【ハグ】をして、
彼の心音が聞こえて、妙に【ホグれた】感じがして、
以来気に入っています。
心臓って、命の象徴っていうか、
『ああ、生きてるんだな~』と改めて実感します。
顔を見るとそれは旦那という人で、
でも心音だけ聞くと、
旦那という皮をはいだむき出しの【命】という感じがして、
妙に初心に返れるというか、
また頑張ろう、と思えるというか。
子供の心音は、旦那に比べるとすごく速いです。
子供のは寝ているときに聞きます。
最初聞いたとき、その速さに驚きました。
でもたくましく鼓動していて、
なんか、癒されたというか。
むき出しの【命】に、日ごろの些事が、
やっぱり些細であることを実感するというか。
まさに、
『気持ちが落ち着く』では足りない、
『大自然を前に自分のちっぽけさを実感する』的な。
あ、猫の心音も、なかなかオツなものですぞ。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。