独身の人も、子供のいない人も、みんなが幸せじゃないと子供なんて増えないと思った

 

私だけですかね。

独身の時、子供を持つことなんてまだ考えていなかった若かりし頃、

 

『子供は社会で育てるもの』

 

とか言われても、

 

はあぁ~?ど~ゆ~意味~?

 

と思ったし、説明されても


で~?具体的にアタシにどんな関係が~?

ってかまだアタシ子供いないし~
関係ないし~

 

と思いました。

 

そしていま、子供のいない人がそう思っていることが
ビンビン伝わってきます。

主に会社の人の話。

『子供いるから大変だよね~』
『子供いて仕事して、偉いね~』


そもそも他人事
で、
口ではそう言っても結局は、

フルパワーで仕事できない私をどこか、
【特別扱い】
しています。

 

図太い私は、肩身が狭い思いはしませんが、
それでもやっぱり決して【快適】ではありません。

 

少子化対策のためにも、経済成長のためにも、

とりあえず【働き方改革】と、政府が先導しています。

ということもあり、この本↓読んでみました。

 

【子供が世界一幸せ】だという調査結果の出たオランダの、
働き方についての本。

これからの日本の【働き方改革】の参考に、と書かれたそうです。

オランダでは子供がいようがいまいが、
労働者は働く時間を自分で自由に決められて、
フルタイムとパートタイムの労働条件に変わりがないので、

みんなが短い時間で効率よく、そして幸せに働いているんですよ、
ということです。

 

 オランダのように、常に家族を人生の中心に置き、
自分や家族の時間を確保するために、
いかに効率よく働くかということが、大きな意味を持つ時代に入った。

 

 国全体で、家族が優先、その後に仕事、という共通認識がある。

 

 子供は社会全体で育てるという共通認識がある。

 

実際子育て真っ最中の身だと、

【少子化対策】:どうしたら子供が増えるか

と考えてみるといろいろ具体的に浮かぶし、

【子供が増える】ってどういうことか、
が実感として理解できます。

 

でもでも、やっぱり子供を持たないという選択をする人も、
子供を持てない人も、

まだ子供を持つ年齢でない若者も、

みんなにとって【メリット】がないと

やっぱり日本で子供なんて増えないと思いました。

 

この本はもちろん、オランダの良いところだけを
あえて書いている本だと思うんですが、

じゃあ実際、【子供が世界一幸せな国オランダ】で

子供を持たない人がどんなふうに感じているのか、

家族と過ごすより仕事が好きな人だっていて当然で、
そんな人がどう思っているのか、

とても気になりました。

 

例えば、

出生率が1.7を超えたら、超えた分だけちょっとずつ
国民全員の所得税を安くしますよ、
とか、

従業員の子供の数が一定数を超える会社には、
ランチ無料券配布しますよ、
とか

仕事の成果を下げずに、ひと月通してノー残業達成した人には
10万円ボーナス、
とか

子供手当とかだけではなくて、

子供のいない人にも
なんらか目先のニンジンをぶら下げないと、

【社会全体で子供育てる】
なんて無理なんじゃないかな、なんて思います。

 

そうしないといつまでも、

【働き方改革】も【少子化対策】も

ワーママ以外にとっては、
どこか他人事。

 

ちなみに、↑の本で紹介されていた

『典型的な家族』
:夫婦+子供2人
:夫も妻もパートタイム(80%=週32時間勤務)
:毎月の収入=手取りで100万

・・・てか日本、どんだけ給料低いん?
生産性低いん???

 

 

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