こんにちは、ワーキングマザー・サバイバルのみゆき(@miyuki_thewm)です。
息子ふたりを育てながら、共働きのお金、子育て、仕事などについて書いています。
ほかの自治体ではどうなっているのかわからないのですが、
うちの区では月に一度、赤ちゃんの体重や身長を測ってくれる、
育児相談会というのが行われています。
会場には保健師さんが何人かいて、細かい相談事も聞いてくれる。
しかしこれが、なんとも首をひねってしまうものでした。
私もひとり目のときはわからないこと、不安なことばかりで、
夜や昼寝の寝かしつけって具体的にどうやるのか、
離乳食の最初の時期は食べているように見えないとか、
赤ちゃんとふたりきりで何をしたらいいか間が持たないとか、
絵本はいつから読むのかとか、
「育児相談」というからにはここだろ!と思って勇んで相談しました。
ところが返ってくる答えは、
「赤ちゃんそれぞれでみんな違うから」
「赤ちゃんが眠ければ自然に寝るから」
「昼間の刺激をなるべく増やしてあげれば夜は寝るから」
「あまり無理しすぎないようにね」
「あっという間に大きくなっちゃうからね」
という気休めにもならない相槌程度の返答しか返ってこず、途方に暮れました。
「なんだ、これは」と思いました。
保健師さんに実際子育ての経験があるかどうかはどうでもよくて、
仮にも専門の教育を受けている人なら、もう少し具体的な情報をくれてもいいんじゃないか、
と思いました。
そしてそれ以来、その「相談会」では相談するのを止めました。
「自然になんて寝ねーんだよ。だから相談してるんだよっ!」と心の中でつぶやきつつ。
保健師とは、
所定の専門教育を受け、地区活動や健康教育・保健指導などを通じて疾病の予防や健康増進など公衆衛生活動を行う地域看護の専門家のことである。
まあつまり、育児相談会自体、保健師さんの担当か?ということなんですかね。
ほかのお母さんが相談しているところも耳に入ってきますが、
相変わらず当たり障りの無い回答を返すのみ。
マニュアルに載っている同じ文言を繰り返しているようにしか思えません。
そもそも正解なんて無い子育ての悩みなんですが、
専門家というからには、「育児相談会」とうたっているからには、
「こういう方法でうまくいった人もいるみたい」とか
「こういう方法も試してみて」とか
「〇ヶ月になればこれくらいにはなる」とか
あくまで情報として教えてくれてもいいような気がするんですが。
やっぱりマニュアルのようなものがあって、
下手に具体的なアドバイスをしてうまくいかなくてクレームになるような事態を避けているんでしょうか。
毎晩悪夢のように眠れなくて、
たったひとり家の中で未知の生物を対峙して、しかもそれを育てるという重責を感じている、
その渦中にいる母親からの相談に、
「あっという間に大きくなるから」とか
「無理しないことですね」とか言われても、
何の意味もないと思うのは、私だけですか?
ふたり目のときも体重測定のためにその「相談会」には行っていて、
昔の私のように途方にくれているお母さんを見ると、話しかけられそうなときは話しかけていました。
「私はこうしてみたけど試してみてください」
などと言ってみると、ほっとした顔をしていました。
でもやっぱり大きなお世話になっても悪いので、毎回誰かに話しかけていたわけではありませんが。
途方に暮れて余裕が無かった昔の私を見ているようで、
放っておくことはできませんでした。。
子育てって、いままでこんなにたくさんの人が経験していることなのに、
情報が効率的に集約されていないような気がします。
かと思うと、自分の方法が絶対に正しいと思って押し付けてくるおばちゃんにも振り回されます。
もちろん赤ちゃんやお母さんそれぞれの個性もあることなので
完全にマニュアル化することは不可能ですが、
『公平な情報』としてもう少しまとまっていると、
もう少しストレス無く子育てできると思うんですが、
いかがでしょうか??
そしてそれは、誰にでも届く情報である必要もあると思います。
となるとやっぱり自治体なのかな、と思うんですが、
そこまでを自治体に望むのは無理な話なんでしょうか。
社会で子供を育てるって、そういうことでもあるんじゃないかなー、なんて思うんですが。
もう少し楽に、楽しく子育てしたかった、というだけなんです、ハイ。。
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