おはようございます。
ああ、円高。もう、鼻血どころの騒ぎではありません。
鼻血じゃ済まない。
鼻血も出ない。
くっそー・・・
ご存知ないかもしれませんが私、
海外から子供服を買って、それを日本国内で売るという仕事をしています。
もう直撃・・・
1,000円で買えたものが、
いまでは1,200円近くしたりします。
これが千円じゃ済まないんですからね。
10万円が12万円
100万円が120万円ですよ。
あー・・・もう・・・しんど・・・
もちろん、逆の仕事をしている方もたくさんいるので、
円安が悪いだけとは言いませんが、
輸入に頼っている日用品も多い日本。
そろそろ円安とか物価とかインフレとか、
ヤバいんじゃないの？
と思ったら。
家計は値上げを『受け入れている』んですって。
なるほどと。
私にとってはいろいろと腑に落ちた、
あり得ない発言でした。
日銀黒田総裁。
日本銀行総裁に就任して10年。
2011年から、日本はどうなったのか。
変らず彼が主導する今の方針でいいのか。
77歳ですよ。
うちの父よりも年上なの。
まだその世代。
『良い』と積極的に思っていなくても、
「いやだいやだ」と
相手が無視できないほどに大きな声で言い続けて初めて、
『受け入れていない』になるのだなと、
この世代の、このような地位についているおじーちゃんたちにとって、
いろんなことがそういうことなのだなと、
腑に落ちました。
だから、
死ぬ気で抵抗しないと『レイプ』とも認定されないし、
離婚しないとDVも家庭内のいざこざでしかないし、
転職しないなら安月給で満足していると思われるし、
日本を出て行かないなら、日本の方針にある程度納得していると思われるし、
買うしかないものを高くなっても買うと、
値上げを受け入れていると思われるんですね。
黒田総裁本人は、
日々のお買い物は当然妻がやっているわけで、
値上げにはピンとは来ていませんが、
ということです。
じゃあ何を持って黒田さんが『家計が値上げを受け入れている』
と言っているかと言うと、
ニュース記事で読んだだけですが、
日用品が値上がりしたら、どうしますか？
A:同じ店で買い続ける
B:他店へ移る
という質問に、
2021年8月時点では
A：43%
↓
2022年4月
A：56%
と％が上昇したから、ということらしいです。
でもだってさ、
100円だったものが105円に上がったからって他の店舗行ったら
103円だったらさ、
行きやすい元々の店で105円で買うよね？
店舗Bで99円だったとしても、
そんな時間があるときばっかりじゃないよね。
『値上げ』を肌で感じていれば、
カツカツで暮らすということを理解していれば、
この発言自体
『そんな言い方したら反感買うよね～』
と想像がつきそうなものなので、
とにもかくにも、
生きる世界が違うんでしょう。
そしてこの、
『何かせずにはいられないくらいに文句を言わないなら受け入れていることになる』
という理論。
これはとにかく、
強い立場にいる人が使いがちな理論なんですよね。
逃げ道のない弱い立場にいる人の側に立つ人が、
国会や政権、閣僚の中に少しでも増えてくれないと、
弱い人はもっと弱く、
強い人はもっと強く、
自然とその向きに力が働くのが資本主義だと思うんです。
物凄く強いひと握りの人が、
それ以外の人を搾取することで成り立っているのが
現代社会です。
より弱い人の辛さの上に生活が成り立っている仕組みです。
７月１０日予定で次の選挙です。
『それを見越してるんだろうな～』
という動きが目につくようになってきました。
私だって政治はよくわからないところも多いです。
でも自分や弱い人の日々の大変さにピンとくるような人を
ひとりでも多く送り込まないと、
・・・と危機感を覚えても、
結局はやっぱり元から強いおじーちゃんたちが多数派の世界になるのでしょうけど、
それでも何も言わないのは受け入れていることになるなら、
選挙に行く
Twitterでギャーギャー言う
ブログに書く
くらいは私にもできる頑張りなのかなと。
もちろん、『良い』おじーちゃんもいるんですけどね。
『おじーちゃんディス』ではないんですけどね。
日本は好きなので、海外移住とか考えたくないんだけどな～。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。