おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
18歳から21歳まで、アメリカに留学していました。
大半を過ごしたのは、テネシー州という南部の小さな町。
大学しかないような、自然豊かな地域でした。
大学へは車で行きます。
駐車場は大抵、校舎から離れた場所なので、車を降りて、歩きます。
その道中や、ランチを食べるカフェテリアなどで、よく声をかけられました。
20年前なのでいまはどんな感じか知りませんが、
よくカジュアルにみんな声を掛け合っていました。
「Hi!」って。
あ、でも私がよく声をかけられたのは、
女性。
つまり、レズビアンの方々でした。
「I thought you were cute.」
(かわいいな、と思って。)
「I thought you were cool and exotic.」
(セクシーでいい感じだと思って。)
男性に、
「こんにちは!かわいいね!どこ行くの?」
と言われたら、『そういう意味』だと理解しますよね。
それと同じでした。
でもみんな、明るくて、カジュアルで、さっぱりしていました。
どうでもいいですが私、『exotic』の発音が好きです。
見ると口に出したくなります。
うん、そうね、女性にモテましたね。
展開としては、
「ごめんね、私ストレートなの。お友達になりましょう。」
とか言うわけでもなく、
「いまどこ行こうとしてんの~?」
「え、生物のクラス。」
「生物か~、必修だよね~。アタシ苦手~。」
みたいな会話をして、
「じゃ、またどっかで会ったら話しましょ。
Have a good day!」
という感じでした。
よくわかりませんが、男性も女性も、校内でのナンパって、
顔見知りになることが目的かな、と。
以前勤めていた会社にも、ゲイやバイセクシャルの方はいて、
セクシャリティーの多様化に関しては、比較的身近です。
だからね、同性婚は、賛成です。
このスピーチ、ちょっと古いですが何度見てもいいです。
長くないし、わかりやすいし、面白いし、知的です。カッコイー
同性愛という話題だけに、最後に聖書の引用を持ってくるあたりも、抜け目ないというか。
同性婚にしても、選択的夫婦別性にしても、
選択肢を増やす、というだけなのにそれに反対する人がいるのが、
不思議でなりませんでした。
異性同士は結婚できなくなる。
結婚したら必ず夫婦別性。
ではなく、
同性同士でも結婚できる。
夫婦別にしたい人はできる。
というだけのことなのに。
『伝統的家族』と言われても、
伝統って?
何年続く伝統?
と思うし。
でもその理由らしきものを見つけました。
『新しいこと、変化に強い耐性を持つ遺伝子』
というのがあるんですって。
あ、また、どの本で読んだのか忘れたー(←いい加減だな、オイ)
その遺伝子をたくさん持っている人と、
あまり持っていない人がいて、
日本人は全体的にあまり持っていないんだそうな。
誰がたくさん持っているかというと・・・
アメリカ人。
私の憶測もふんだんに混ざっていますが、
よく考えたら、
そういう遺伝子を持っている人が、
ヨーロッパの地を捨てて、命の危険を賭して新大陸を目指して移り住んで、
ウオーッッッ!
って開拓して、
たったの200年かそこらで世界一の国にしたわけですよ。
『開拓遺伝子』をたくさん持っている人が、
そもそも
「新大陸だー!ウオォーッッッ!」
と移り住んだのが、アメリカという国なのだと思います。
対して日本人は、
『開拓遺伝子』を持つ人がそもそも多くないために、
「なんか今と違うというだけで!こわい!」
となるのかな、と。
私だって『変化』自体にはそこまで耐性があるとは思っていませんが、
動画の議員さんの言う通り、
愛するふたりが結婚したからといって、
皮膚がかぶれたり、
お布団からカエルが出てきたり、
干ばつが起きたりしないのなら、
別にいいんじゃない?
って思います。
選択的夫婦別性にしたって、
既に中国なんかでは夫婦別性だっていうし、
同じ苗字にすれば『良い家族』というわけでもないし、
実質的には、
今となんにも変わらない気がします。
ただ、
いま不便を感じ、不都合を強いられている人が、
少し減る、というだけのこと。
ま、でも、『変化』が好きじゃない人と、
わりと平気な人と、
いろんな人がいて、それでいいんですよねー。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。