音読苦手な次男と【蟻】

B!

 

おはようございます。みゆきです。

9歳と7歳の息子ふたりを育てています。

 

我が家の【おもち】、7歳次男。

ほっぺに【お餅】がついているみたいにモチモチしていると、

昔保育園の先生が命名してくれました。

 

色白で顔が小さくて、髪もツルッツル。

「おもち、おもち」

とモチモチしていたのに、

 

もはやほっぺのおもちもかなり薄くなり、

細かった腰や足もだんだんと硬いゴムのようになり、

もうすっかり少年に。

 

長男の時には余裕がなさ過ぎて楽しめなかった赤ちゃん期。

次男はただただモチモチモチモチしていたら、

気づいたらもう九九を習っているじゃありませんか。

 

あの赤ちゃんが九九を~・・・

 

 

お勉強には消極的な我が家。

私も夫も面倒で、宿題などもノータッチ。

でも厳しめな学校だからか、

親がなにもしなくても各自でちゃんと取り組んでいるようです。

しらんけど。

 

 

しかし次男本人が言ったんです。

 

「おんどくは、きらい。

みんなのまえでよむのは、

うまくよめないからこわい。」

 

 

あら、それは大変。

 

お勉強は別にできなくても何とかなるけど、

文字を読むのが不得意なのはちょっといろいろと不便であろう。

 

 

ということで、寝る前に一緒に

1ページずつ交代で音読をしているんですが、

元々苦手な次男。

気が乗らない時もあるわけです。

ま、音読はのんびり進めているんですが、

一方で今年のお誕生日にパパに買ってもらったこれ。

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先日のキャンプ場でとうとう

蟻捕獲に乗り出しました。

 

事前に一緒にザッと説明書に目を通しました。

 

地面に巣を作る種の蟻と、そうでない蟻がいること。

同じ巣の蟻を20匹以上捕まえないと、一緒に巣を作らないこと。

女王蟻を捕まえてしまうと、下手したら10年生きること。

 

キャンプ場で大きな蟻の巣を見つけ狙いを定めます。

 

捕まえた蟻を容器に移そうにも、

1匹入れようとすると最初に入っていた2匹が逃げ出す。

結局子供だけであんなちっこくてすばしっこい蟻を20匹も捕まえるなんて無理な話でした。

大人だって難しい。

最後は私と夫で地面に這いつくばって

コツを掴んで呼吸を合わせて素早く仕事を済ませました。

 

キャンプ場から、できるだけ揺れないようにトランクに積んで家まで持ち帰り、

今では我が家のリビングで蟻さんが巣を作って見せてくれているのですが、

写真は載せないでおきます。

 

じーっと見ていると、

働く蟻とじっとしている蟻がいたり、

自分の体の半分くらいの砂の粒を顎で持ち上げて運ぶさまなど、

見始めるとおもしろいのですが、

キモチワルイ!と言う人がいても不思議じゃない代物。

 

 

蟻を捕まえる時、

キットを組み立てる時、

字が苦手な次男は

絵だけに頼ろうとします。

 

大人の目なら、サッと眺めて大事なところだけ読み取れますが、

苦手な次男は全部読まないとわかりません。

 

 

それでも、読まないとわからないということ。

読まないと、蟻さんをちゃんと飼育できないこと。

蟻の飼育に限らず、絵だけでは必要な情報は得られないことが多いこと、

地面に這いつくばりながら一緒に読みました。

 

そして、蟻の情報は載っていないのですが、

姉が次男に買ってくれたこの本。

 


 

基本的には家に持ち込んでいい虫は蟻までですが、

好きなものなので読んでいます。

 

 

結局やっぱり、

険しい岩山を登るためにはロープが必要で、

いちばんのロープは『好き』という気持ちなんじゃないか。

 

 

次男にとっては文字は険しい岩山で、

ロープがないとなかなか手が付けられないようです。

 

 

蟻の観察は、夏休みの自由研究にちょうどいいので、

3日おきくらいで観察日記を書かせ、

主に夫が主導してお世話をしています。

 

何匹か死んでしまいましたが、

20匹近くいる蟻。

大きいものは1cmくらいある、クロオオアリ。

 

 

見ていると、働いているのは1匹か2匹くらいで、

残りはじっとしていたり、触覚の手入れに忙しかったり。

エサのハチミツをあげると、

彼らは口移しで蜜を分け与えるんですが、

何故か働いてるやつに蜜を運んであげるわけではなく、

働いていないもん同士で口移ししてモグモグ・・・

 

 

観察する中で気づくそんなことも、

不器用な字で書き留めさせています。

 

 

蟻さん、ありがとう。

 

 

 

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