次男の宿題『日記』~私の『日記:焚火がなぜそんなに楽しいのか考えた』

B!

 

おはようございます。みゆきです。

 

先日また、キャンプへ行ってまいりました。

こじんまり系キャンプ場で、

おそらく作りの問題。

 

なぜか子供たちが集まっていて、

着いた途端遊びに誘われ、

名前も知らないうちに友達になるようなキャンプ場。

 

友人家族たちとも一緒に行ったものの、

そこにいる子供みんなが『ともだち』で、

長男も次男もずーっと遊んでいました。

 

 

家に帰ると翌日から学校。

次男は『日記』の宿題があり、

キャンプ場でともだちと鬼ごっこをしたことを書いていました。

 

 

たのしかったです。

またやりたいです。

 

みたいな、そんな日記。

 

 

いつも彼らには言うんです。

『日記』は、何をしたか羅列するんじゃなく、

いろいろあったことのうちのひとつ、ふたつについて書くと、

文字数も稼げるし、読みごたえのある『日記』が書けるんだよ。

 

 

ということで私の『日記』

も書いてみようかなと。

 

 

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キャンプに行きました。

 

到着して、ある程度荷物を降ろし終えたら、

私はとにかく早々に焚火に取り掛かりたいのです。

 

でも、キャンプはとにかくやることも多いので、

夫にいろいろ押し付けてひとりで焚火を始めると怒るので、

夫が何をしているかチラチラと確認しながらも、

でも主に目線は既に辺りを物色し始めます。

 

あの木は燃えそう

あの枝は好み

あの木さえ拾っておけば後は大丈夫

 

 

 

夫の目を盗んで、我慢できずに火を起こします。

 

火の燃える方向、火の向く方向、

つまり上へ向けて燃え広がるイメージで

段ボールをふんわり丸めて一番下へ置きます。

 

その上に小枝。

指先でポキポキ折れてしまうような小枝。

小枝チョコよりも細い小枝を重ねます。

 

その上に少し太い枝。

ドラムスティックくらいの太さの枝を、

山型に配置。

 

枝の隙間にチャッカマンを差し入れて、

いちばん下に火をつけます。

 

 

もうこの時点で私は、

リラックス、かつ集中した状態なのだと気付きました。

 

まるでヨガ。

いや、芸術作品に打ち込んでいるような。

はたまた、テトリスに没頭するような。

 

でも焚火は、レベルをクリアするとかしないとかはないので、

テトリスのようであっても焦りやヒヤヒヤ感はないんです。

 

 

もはや、火起こしに失敗することはなくなりました。

段ボールや木が湿っていない限り、

思い描いたように火は順に燃え移っていきます。

 

あぁ・・・もう言葉はいらない。

 

木々の中に分け入って、好みの木を探す部分も好きなんです。

 

コツは、クモの巣が顔にかからないように、

腕や木の棒を顔の前でふりふりしながら進むこと。

 

多少湿っていても、朽ちかけでも、生木でも、

火は全てを征服してしまうんです。

(むっちゃ煙出るけど)

 

 

夫はいつも、

「それさすがに燃えないだろ(笑)」

という大物を拾ってくるのが好きです。

 

私はちょうど

ドラムスティックくらいの枝を永遠にくべ続けるのが好き。

 

 

これは燃える。

これは細すぎる。

これはさすがに湿りすぎ。

これは太すぎて重そう。

これはちょっと生木すぎるか。

 

 

それだけを考えて地面を見つめて歩き続けている時、

多分私は無心。

 

日頃の悩みからも、

イライラからも自由です。

 

 

ふと顔を上げて子供たちを確認して、

また地面に戻ります。

 

持てるだけ持って、

焚火台の横に薪を集めます。

 

 

『こんなにたくさん』と思っても、

いつも使い切って足りないので、

これでもかと集めます。

 

 

火は上に燃えるんです。

燃え残っている薪の状態を見て置き直して、

全部の木が燃え尽きて灰になるように

焚火の回りをぐるぐるぐるぐる回りながら、

焚火をこねくり回し続けます。

 

 

夫のこねくり回し方は、

大きくて太い木を大胆にドーンドーンと置いて、

少しずつえぐれていくのを楽しむタイプ。

 

私は細かく細かく、

小さな小枝も余さず燃え尽きるように気を配り、

焚火が常にきれいに山型になっているように

こねくり回します。

 

炭ばさみをずっと握ったまま。

(↓愛用の炭バサミ)

 

「ほんとにずーーーーっとこねくり回してるね。」

 

 

夫に言われて我に返り、

 

「うん!」

 

と返事をして、

また戻ります。

 

 

私にとって焚火は、瞑想のような、

ゴールや正解のない、そして中毒性もない、ゲームのような。

 

情報量の多い日常から、

一瞬で無心になれて充足感に満たされる、

そんな娯楽です。

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