おはようございます。みゆきです。
次男は『動物好き』だと夫が言うんです。
でもなんかちょっと『動物好き』とは違うような気がします。
確かに次男、動物園へ行くとすごく楽しそうです。
ずーっと動物を見たり、動物の写真を撮ったり、
長男が疲れて座っていても、
パパとふたりでとにかく動物を見て回るのが楽しいようです。
でも次男のそれと、本来の『動物好き』は違うんじゃないかなと。
なぜって次男はとにかく、
この子にちょっかい出しすぎ。
我が家にいる『動物』。
猫飼いの方はご存知だと思いますが、
猫ってとにかく基本は放っておいて欲しい動物ですよね。
自分が撫でて欲しい時、遊んで欲しい時だけ寄ってきて、
その時に撫でたり遊んだりしてあげるのがおそらく、
『正しい』猫との付き合い方?
というか、そうしないと猫に好かれませんよね。
それなのに次男、
何度、何度、何度言っても、
とにかく猫にちょっかいを出します。
そして当然ですが、ムチャクチャ嫌われています。
近づけば警戒されるし、
触ろうもんならすぐに怒り声の「ニャー」だし、
それでも触り続ければ爪ありの猫パンチをされています。
そしてそれでも近づくもんだから、益々嫌われています。
猫がいちばん嫌いなタイプ。
だから次男のは『動物好き』なのではないんじゃないかな~と。
前々から思っていましたが、
次男は比較的言語理解能力の発達が遅く、
そして共感力もまだまだです。
比較対象は長男しかいませんので定かではないですし、
誰からも指摘は受けないのであくまで定型の範囲内なのだと思いますが。
「猫がいないお家の方が多いんだよ?
どの家にも猫がいるわけじゃないよ?」
と息子たちにいったら驚いていました。
そんな猫にイタズラばかりして嫌われている次男を見て、
長男がこう言いました。
「もうやめろ、次男!
嫌われるぞ。
ほんとお前は言っても聞かないな!」
・・・もうね、夫の完コピでした。
夫がいつも言うフレーズを、
同じような口調でそのまま。
夫に言ったら苦笑いしていましたが、
やはり同性の親を真似るもんなんだなと、改めて実感しました。
確かに、私や姉の口調が母に似ていると思うことはあっても、
父に似ていると思ったことは殆ど無いです。
母が好きとか、母のような人になりたいとか、
そんなことを意識的に思った覚えはありませんが、
やはり母の口調や言葉のチョイスには馴染みがあります。
そして馴染みで言えば父も同様なはずなのに、
人ってやっぱり自分と同性の人を見本にしたり真似したりするんですね。
『こんな人になりたい』と思う女性なら母以外にいるのに、
滲み出るのは母の所作。
この世のすべての男性の中で、
最も私の息子たちに遺伝子的に近い成人男性である夫。
姿形や気質を遺伝子で受け継いだ上、
一緒に暮らして四六時中一緒にいると、
パパの所作が染み込むんだな~と。
「口調には気をつけてね。」
夫に言ったら苦笑いをしていました。
『動物好き』ではない長男は、
基本猫には構わず、
私に言われて毎朝エサを運び、
猫がベランダに出たそうな素振りを見せると気づいて
「出していい?」と私に確認した上でベランダへ出してあげて、
入りたそうなら窓を開けてあげて、
つまり猫は長男のことは好きです。
長男にはすり寄ります。
長男なら、寝ている猫を吸っても怒られません。
相手が猫であれ人であれ、
して欲しいことをしてあげる、
して欲しくないことをしない、
それが基本なんだけどな。
次男が理解するのはいつになるかな。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。