私の生存者バイアスが吉と出たり凶と出たり

 

おはようございます。みゆきです。

10歳と8歳の息子ふたりを育てています。

 

生存者バイアスってご存知ですか?

たまに夫とその話になるんですが。

 

Wikiではこんな解説。

何らかの選択過程を通過した人・物・事のみを基準として判断を行い、その結果には該当しない人・物・事が見えなくなることである。

 

子供の教育の話です。

 

我が家では、学校にちゃんと通っていればもう

それで十分だと思っています。

まして、宿題をちゃんと毎日やっていて、

通知表に『よくできた』がいくつもあり、

『がんばりましょう』がひとつもない。

 

この時点でもう、花丸です。

『スバラシイ!』以外に言うことがない。

 

体づくりや健康最優先。

子供時代に睡眠時間を削って勉強なんてもってのほか。

 

体を動かしたり、友達と遊んだり喧嘩したり、

に時間を費やしてほしいというところで、

夫と意見が一致しています。

 

 

そして、子供だけでなく自分たちも人並み以上に幸せになりたいし、

子供のために死ねるけど

子供のためには生きられないタイプです。

 

要は、教育資金に大金を費やす気もありません。

高校までは当然公立へ行ってもらうつもりですし、

何なら大学も公立でお願いしたいです。

私立の大学へ行くなら、それなりの志や目的が無いと、

と思っています。

 

要は教育熱心じゃないのですね。

でもそれって、『生存者バイアス』だよねと、

夫とよく話すのです。

 

 

私も夫も、履歴書に書ける最終学歴では高卒です。

 

私はアメリカの大学を中退。

普通に就職はせず、いろんな回り道をして

最終的に腰を据えられる企業にたどり着きました。

その後独立して今に至ります。

かなり端折りましたが、

今かなり贅沢な労働環境です。

 

収入もそれなりで、

好きな人の仕事しかしていなくて、

家で仕事ができるという、

我ながらかなり満足度の高い環境です。

 

 

夫も同様に、普通に就職はせず、

ガッツリとITバブルの波に乗り、

フリーランスのシステムエンジニアとして

毎日家で仕事をしています。

 

自他共に認める、『メチャクチャ向いてる仕事』をしていて、

収入にも恵まれています。

 

そして我が姉は、

日本の割と有名な私立大学を卒業して就職したものの

すぐに退職してイギリスに留学して、

その後アメリカへ行って、

学士と修士の学位をいくつも取り、

大学職員を経て日本の外資系企業で働いて。

 

なんというか、

三人三様、各々思うように生き、

それぞれみんな、いま幸せであり、

さらなる幸せを追う気力もあり、

なんとも充実しているわけです。

 

 

もちろん、いわゆる『良い学歴』の友人知人もたくさんいます。

 

そんな彼らといま一緒に仕事をしていたり、

そんな彼らも同じように紆余曲折していたりすると考えると、

『生存者バイアス』だよなと

思うわけです。

 

 

例えば世の中には、

高卒だから、いい学歴が無いから、

大人になって仕事や収入や人生に

満足がいっていない(と思っている)人もきっといるんだと思うのです。

 

そういう例が見えていないままに、

『勉強はそんなに頑張らなくて大丈夫』と言うのが、

生存者バイアスなんですよね。

 

 

でもさ、

なんにせよ、

『いまいる場所』を正解にする力、

そして、

いまいる場所が正解だと思えないならその場所を捨てる勇気、

正解と不正解を見極める知恵とか、

そういうのがないと、

 

幸福度の高い人生は送れないんじゃないかなと。

人生なんて幸せに生きればそれでいいと思うんです。

 

 

じゃあそういう曖昧な力をどうやって得るのかというと、

多分方法はいろいろあるのだと思います。

 

そしてきっとこれも生存者バイアスなんでしょうけど、

 

自分で思いつき考えたことに

実際に取り組んでみて、頑張って、

その結果失敗したり、パッとしなかったりしながら、

でもその結果を受け止めるってことなんじゃないかなと。

 

小さいうちはもちろん、

自分で思いつく範囲にも限りがあって、

親が頑張ってその範囲を広げてあげることもやぶさかではないのですが、

無理はしたくないのと、

無理ない範囲で生きればいいのではないかなとも思ったり。

 

・・・というのが全て、

生存者バイアスだよねと、そういう話です。

みんなそうなんだけどね。

 

 

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#子供と遊ぶ

 

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