おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
7歳と5歳の息子ふたりを育てています。
先日、長男の小学校に忘れ物を取りに行ったんですよ。
夏休みに毎日体調の記録を付ける紙があって、
それを長男が失くしてしまったらしく、
事前に電話で確認して、私一人で学校に取りに行ったのです。
電話では、職員室に来てもらえれば誰でも声をかけてくれればわかる紙ですと言われました。
夏休み期間中の学校は鍵がかかっているので、
ドアのインターフォンを押すと守衛の方らしき方が開けてくれました。
事の次第を話すと、
「ここでお待ちください。
職員室から人が伺いに来ます。」
と言われました。
だから、
「じゃあそしたら、いただきたい紙をいまお伝えしますので・・・」
と私は言ったんですよ。
そしたら、その場で紙を持ってきてくれて、
職員室から来てくださる方も一度で済むじゃないですか。
そしたら、
「大丈夫です。とにかくそこでお待ちください。」
とおっしゃるので待っていると、
職員室から教員の方らしき方が降りてきてくれました。
来てくれた方に対面で、いただきたい紙のことをお伝えすると、
そこからまた職員室に戻って、紙を持って、
また降りてきてくれて、紙をくださいました。
うーん・・・
『世界が違うのだな』と、毎度毎度思います。
時間の流れが違う、というか。
二度手間、効率、生産性、スピード。
私はもう20年ほど社会人をやっているので、
この学校との世界の違いをいつも感じます。
学校においては、効率や生産性よりも、
安全性や確実性、対面でのコミュニケーションを重視します。
それ自体は『そういうもん』だと思えば、
私はそんなに触れる機会も少ないので
別にいいのですが、
実際の学生たちって、
この学校の世界から仕事の世界へと出ていくわけで、
その移行期間というのがあるんだろうなと、
思ったんですよ。
大学職員として働く姉が以前言っていました。
高校→大学への『移行』で躓く生徒も多いと。
高校までは割と受け身でなんでも待っていれば学校側が整えてくれるけども、
大学になると急に自分で情報を取りに行かなければいけなくなって、
ずっと待っていて必要な単位が取れなかったりとか、
必要な手続きが終わっていないような一年生が多いと。
それで言うと保育園→小学校への移行も同じですね。
長男も、保育園のように手取り足取りではなく、
終始机に座ったままの小学校生活に最初少し戸惑ったと思います。
そう考えると、
保育園→小学校→中学校→高校→大学と、
少しずつ社会や仕事の世界へ移行しているのかもしれません。
学生時代は当然1日の大半を学校で過ごしていましたが、
今考えると人生の大半は働いて過ごすので、
やっぱり学生時代は私にとっては『準備期間』でしたが、
学生時代全体が、長い長い移行期間なのかもしれません。
そこで働く職員さん、先生方は、
その時点での子供たちに合わせた世界で働いてくださっているということなのかな。
なるほど。
書いていてひとりで合点が行きました。
トマトを育てたり、
漢字の止めはねを細かく覚えたり、
デシリットルを学んだりしながら、
少しずつ育っているんですね。
『人』が育つって、すごく時間がかかることなんですよね。
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いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
本当は不安でたまりません。