『ちゃんと泣ける子に育てよう』気持ちを言語化するとなんで落ち着くんだろう

B!

 

おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

7歳と4歳の息子ふたりを育てています。

 

『子育て』ほど、奥深く正解がなく、壮大なプロジェクトってないですよね。

そんなことを人類がこれまで脈々と続けているということに、

私は長男を生んで驚いたんですよ。

 

我が家はそろそろふたりとも赤ちゃん期を終え、

『正解のなさ』に拍車がかかるフェイズです。

でも『子育て』のゴールのひとつはきっと、

子供が親無しでも自分で幸福になれる、ということなのだと思うのです。

 

その過程や、幸福の定義によって、

それぞれの子育ての方向性とかがなんとなく定まってくるのかな、という感じでしょうか。

 

でも、そうだな…

やっぱり私は、幸せになるためには好きな人に好かれること、必要とされることが

不可欠だと思うのですよね。

それがないと結局、穴の開いたバケツというか、

ずっと満たされないような。

少し前ね、姉とちょっとケンカをしたんですよ。

ちょっとしたことなんですが、私が忙しすぎて姉を雑に扱ってしまったんですね。

それに姉が怒ったわけなんですが、

LINEでひと通りお互い事情を説明し合って、

姉はこう言いました。

 

「雑に扱われてとても悲しかった。」

 

そして私は何度も謝りました。

そして次に会った時、何も言う前に姉は、

 

「みゆちゃん、ギューして!」

 

と言い、また私は謝りながらギューして、

その件は終わりました。

 

この時も思いました。

姉はとてもEQ(Emotional Intellegence Quotient)の高い人だなと。

人間関係を円滑にする術を知っているなと。

 

いわゆる絆とか、親密な人間関係とか信頼関係とかを築くことが

とても上手いと思います。

だからか、姉は友達が多く、私も彼女が大好きです。

いつものように我が家で兄弟喧嘩が繰り広げられていて、

次男が長男に負けて悔しがって泣いていて、

それをなだめる夫が、

 

「嫌だったねー。嫌だったねー。

悔しいねー。」

 

と抱っこして体をさすっていて、

なんというか、次男の体の中を駆け巡っていた

『なんかイヤな感じ』が行き場を見つけたような、

そんな感じで彼はすぐに泣き止んで、夫に抱っこされていました。

 

大人だって、

『なんかモヤモヤする』とき、

 

「それはこういうことだよね。

だからあなたは怒っているんだろうね。」

 

と誰かに言語化してもらったり、

そんな本を読んだりすると、

モヤモヤは晴れなくてもスッキリします。

 

なんだろう?

人間にとって言葉って、なんなんだろう?

面白い。

 

・・・つまりそういう本です。

 

 

ポジティブな感情もネガティブな感情も、

「悔しいね。」「楽しいね。」

と大人が教えてあげることで、

子供が身体的に感じている『嫌な感じ』『良い感じ』を定義していくのだと。

その過程で『感情』をコントロールする術を学ぶのだと。

 

確かに感情をうまくコントロールできる人って

大人にも少ないのかもしれません。

そして『コントロール』は、『言葉』と密接にかかわりあっているのかもしれません。

 

うーん・・・

話がどんどん難しくなってしまうのですが、

とにかく子供に

広い意味での『安心・安全』を保証をしてあげることが

親にとって結構大きな役目であると、

臨床心理士の著者の方は語っておられます。

 

嫌なことがあったときでも『安心』を与えてあげれば、

子供は安心して感情を表出し、

安心してそれを収める術を学べると。

 

最近特に長男が癇癪を起した時、

「もう7歳でしょ!」

と収めようとしてしまうことがあるので、

耳が痛い話もたくさんありました。

 

そんな奥深いプロジェクトの、奥深い話です。

ご興味ある方はぜひ読んでみてください。

 

 

 

自分で考え行動する子供に育てる

オススメ本

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