実は無駄じゃないその妄想 『10億円あったら何する?』の本当の意味

 

おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

6歳と3歳の息子ふたりを育てながら、共働きのお金、子育てや仕事について書いています。

 

『10億円あったら、なにする?』

私実は、けっこうたくさんの女性と、このやりとりをしました。

大勢だったり、1対1だったり。

対面でも、メールでも。

 

大抵のワーママさんは毎日分刻みに生きていて、

『自分の時間がない』という根源的な欲求不満があるので、

『リハビリ』的なことが最初にポロポロとたくさん、たくさん出て来ます。

 

旅行に行く。

会社辞める。

買いたいもの全部買う。

夫と外食三昧する。

海外ドラマ見続ける。

とにかくダラダラする。

 

この『ダラダラする』のバリエーションが、けっこうたくさん、たくさん出て来ます。

本当にたくさん。

普通の会話だと、

「それいいね~www」

と笑って終わるんですが、

私がワークショップなどでお話を伺う場合は、

その後が大事です。

 

「それ全部やった後、何する?」

大体みなさん、答えに窮します。

言葉は出てこなくなって、

 

「え?その後?・・・え~・・・なんだろう・・・」

 

私、何するだろう・・・

 

これを考えることは、とても意味があることだと考えています。

その後に出てくる答えは大抵、

 

その人が本当に好きなこと

その人にとって本当に意義があること

 

 

私の話としては、

そこで出てくる答えにこそ、限りあるお金を使いましょう。

という話なのです。

 

物と選択肢とやらなきゃいけないことが溢れていて、

慢性的に時間が足りない状態だと人は、

 

自分が好きなことが何か、よくわからなくなります。

大事なものと、好きなものとの違いも、よくわからなくなります。

 

それを時々立ち止まって、

曇りガラスを拭くように、

 

『あ、そうそう、これだった。』

 

と発見することは、

お金と付き合う意味でも、生きるという面でも、

とても意味があると、思います。(いろんな本の受け売りです。)

 

「全部やり尽くしたら、家族で世界を回りたいです。」

 

そう仰った方がいました。

 

「1年のうち、3ヶ月は旅行してる、って生活を一生続けられると思いますか?」

 

「・・・うん・・・楽しそう!」

 

「家族が一緒じゃないとダメですか?」

 

「家族と…一緒がいいですね…」

 

「じゃあ、子供も大きくなって、ご家族が、

『僕たちはそんなに旅行したくない。

お母さんひとりで行ってきなよ。』

って言ったら、それでも行きますか?」

 

「え!?子供はもう…大きい…

ひとりで???

え???行く…かな…

・・・行くな、行きますね、多分。」

 

この方はきっと、

『旅行』という行為の持つ、『何か』がとても好きなのだと思いました。

 

それが何であるかも、また人それぞれですが、

 

『10億円あったら。』

と考えることをしなかったら、

この人は自分がそれほどに『旅行』が好きだということに、

気付かなかったかもしれません。

 

自分の好きなことって、

『好き』という自然な欲求が気づいたら既にあるので、

本人はなかなか気づかないものです。

 

私だって自分ひとりで考えてたら気づかないようなこと、

夫や姉に、たまに教えてもらいます。

 

私は、10億円あっても、

いま、今この瞬間やっていることを、

そのままやり続けます。

 

この家で、この場所で、

このブログを書き、

子供服という文化を海外から日本へ届け、

お金のご相談に乗らせていただき、

新しいプロジェクトに首を突っ込み、

家族でキャンプしたり旅行したりしながら写真を撮って、

 

自由に生きると思います。

 

でもそれを自分で認識するまでの軌道修正は、

夫、そして姉に、

 

「どう見てもそれが好きでしょ、あなた。」

 

「え?そうなの?」

 

というやり取りの中で、

都度ガラスの曇りを拭いてもらっています。

 

ガラスは拭き続けないとすぐ曇るんですが、

見えた先に無いものにはもう、

お金と時間、そしてエネルギーを使わないと、決めました。

これは私の感覚ですが、

20代はまだ、

 

出揃っている選択肢に対して、

残されている時間が多すぎるので、

 

この『10億円あったら・・・』妄想はあまり意味がないような、

そんな気がします。

 

その年代は人それぞれだと思いますが、

 

出揃った選択肢と、

残された時間のバランスが取れた時、

(私としては30代~?)

 

『10億円あったら何する?』

 

と妄想~思考することには、大きな意味があると思います。

 

ひとしきり、気が済むまでダラダラした後に、

何をするのか。

それを考えるのに『10億円』は、いまの私たちにはちょうどいい金額なんです。

 

寒い朝の『結露』を知らない息子が、

「これなーに?」

と聞くので、

手でサッと拭いてあげたら、

手品を見たような顔をしたのが、

かわいかったです。

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