おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
6歳と3歳の保育園児ふたりを育てています。
保育園での話です。
3歳児クラス以上を、それぞれ遠足に連れて行ってくれると言うんです。
いいじゃないですか~
ありがとうございます~
いつもお世話になってます~
そしてその遠足のプリントに、こう書いてありました。
当日は、お弁当(おにぎり2、3個)をお持ちください。
お弁当に関する言及は、
この一行だけ。
あなたなら、何をお弁当に持たせますか?
- おにぎり2、3個のみ
- おにぎり2、3個とおかずちょっと
- 何を持って行くべきか事前に聞く
きっとこの3つに分かれるはずだと思うんですが、
他の選択肢もあるかな。
ホント、人それぞれ『理解の仕方』って違うんだな、と思ったんですが、
私は、『1. おにぎり2、3個のみ』を持たせました。
事前に先生には聞きませんでした。
ひとクラス外に連れ出すんだもんね。
大変だしね。
食べる時間も場所もそんなにないんでしょ。
だからおにぎりだけにして、ってことでしょ?
と私は思いました。
だから、おにぎり以外を持って行ってはいけない、と理解しました。
しかし帰ってきた次男、
「おにぎりだけ?ってお友達に言われた~!」
な、なぬ!?
どうも中にひとりふたり、おかずやデザートを持ってきている子がいたと。
だ、だって!!!
と私はここで始めて、
自分が理解した『1.』以外の選択肢に思い至りました。
なーんだ、じゃあ長男の時は唐揚げでもつけてあげようかしら、と思いました。
そして長男の遠足の前日、お迎えの際にたまたま、
長男とお弁当の話をしているところに先生がいて、
私「唐揚げ持ってく?」
長男「うん!」
先生「あっ…スミマセン…食べる時間あまりなくて、
おにぎりだけ、でお願いします。」
ほーらーっっっ
そして結局後から長男に聞くと、
おかずを持ってきていた子がチラホラいたと。
ほーらー・・・
この件に限らずなんですが、
保育園にしても、どこかの施設にしても、
お店にしても会社にしても、
人を動かすのに、
『理由』にすごく威力があるということを、
知らなすぎ。
「保育園にはフード付きの服は着てこないでください。」
と書くのと、
「フードはお友達が引っ張ることがあり危ないため、
フード付きの服は着てこないでください。」
と書くのとでは、
その決まりや要望が守られる確率がぜんぜん違います。
ってこんなこと、誰でも知ってんじゃないの!?
と家でブツクサ言っていたら夫が、
「そんなことないよ~。知らない人多いよ~。」
と。
とそういえば、私はこのこと、どこで知ったんだっけ。
と考えたら・・・
↑この本(邦題がイケテナイけどロングセラーの名著)だったか、
営業の先輩に教わったんだったか。
でも言われてみると確かに、
自然と覚えたことではなかったような。
うん、いや、別に敢えてわざわざ保育園には言いません。
でももし、試す機会があったら試してみてください。
誰かに、何かをして欲しい時、
理由を詳しく説明すると、
快くやってくれる、
もしくは、本来断られてもおかしくないことも渋々やってくれる、
ってことがあります。
逆も同じで、
人から何かを頼まれたり、要望されたりするときも、
理由を説明するだけで、
やるほうも全然心持が違います。
対子供だと、
理由に効果がない子がいたり、時があったりするかもしれませんが、
大人は大抵、『理由』にけっこう、影響力があります。
前の広告代理店の場合だと、
クライアントが急に、
「この仕事明日までに!」
とか言うと、
明日までにその仕事をするのは大抵、
営業の私ではなく社内外のほかの人なので、
その人たちを説得するために、
なぜ明日なのか、その理由を聞きだします。
本当は昨日お願いしなければいけなかった。
そうすれば少し時間があったのに、つい忙しくて忘れてしまった。
こんな理由でも、
ないより全然マシなんです。
断れる要望なら断りますが、
どうしても断れない状況もある。
そんな時は、それをそのまま、デザイナーさんとかに伝えます。
「ね?ひどいですよね~。」
とか添えながら。
その上、その上ね、
自分が子供のお迎えがあるために残業できない
⇒定時の17時半までに仕上げてくれないと
『明日中』に提出できない。
なんてことを、
事細かに説明し続けました(汗)
家で子供が起きている時間に仕事ができない、という状況も…
そうすると、
「わかったよ~。」
と引き受けてくれました。
そして、
「ありがとうございました。
助かりました。
無理を言ってすみませんでした。
今後は時間に余裕を持ってもらえないとできません、と
断るようにします。
いつもお世話になっています。」
と頭を下げると、チャンチャンということが、
よくありました(汗)
なんの話でしたっけ?
そうそう、保育園のプリントに、『理由』が書いてあったら、
もっとわかりやすいのにな~、
という話でした。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。