おはようございます。みゆきです。
走ってますか?
在宅勤務のせいもあってか、特に最近は増えましたね、ジョガーが。
私は最近は、週1~2の頻度で走っています。
子供がいて仕事があるとなかなか時間が捻出できませんが、
やっぱりしばらく走っていないと、
心と体がムズムズしてくるような。
私がジョギングを始めたのは、32歳ころ。
当時働いていた前職の会社にチラホラいたんです、ジョガーが。
今はあんまり走ってないけど昔毎日走ってた人とか、
週末は必ず走ってる人とか、
そんな人が回りにいました。
そして『変態』もいました。
100kmマラソン常連さん。
フルマラソンももうすぐで3時間切れそう、という人が。
その彼は、ごく普通の40代の男性で、
確かにランナー体型でしたが、
毎日一緒に仕事をする身近な人でした。
そんな身近な人が100kmも走れるということにまず驚き、
でも彼が100km走れるなら、私でも10kmとかなら走れるんじゃないかと、
思ったんですよ。
さすがに100kmは、その彼曰く、
ジョギングやランニングではなく、
『旅』だそうです。
そりゃそうですよね、
東京駅から熱海までが107kmなので、
旅ですね、完全に。
まぁ100キロ走ろうとは思いませんでしたが、
『走ってみようかな…』
とは思いました。
32歳独身、一人暮らし@中野
昔スポーツメーカーで働いていたことがあるので、
ランニングシューズやジャージは、
サンプルセールなどで買ったものがありました。
だからまずそれらを着て履いて、
ドキドキしながら家の回りを走ってみました。
・・・
・・・
あれ?
・・・
・・・
思ったよりも、体が軽いな。
そう思ってなんとなく、
子供が無意味に走るようなペースで走ってみました。
すると・・・
・・・
・・・
あ・・・あれ・・・?
き・・・き・・・キモチワルイ・・・
走り始めて10分も経たずに、
吐きそうになってコソコソと家に帰りました。
大して汗もかけず、
部屋の隅に体育座りして吐き気がおさまるのを待ちました(笑)
なるほどと。
走る前は空腹に近いほうがいいのだなと、身を持って知りました。
2回目も3回目も、まだなんだかコッパズカシカッたです。
スポーツウエアを着て一人家を出て鍵を閉めるのが。
誰も見ちゃいないんですがね。
2回目も3回目も、走れて15分程度。
小学校の時に教わった呼吸のリズムを気をつけようとするものの、
やっぱり苦しい。
苦しいままに走り続けられる意味がまだわからず。
会社で聞いてみました。
昔よく走っていたという同年代の男性に。
「苦しいんだけど」って。
そうしたら教えてくれました。
「ペースが早いから苦しいんだよ。
苦しくなくなるまでペースを落として、
それで1時間走り続けられるペースまで、
とにかくペースを落としてみて。」
へー!
ということで、まずはノロノロと、本当にノロノロと、
歩いているようなペースで走り、15分、30分、45分と時間を伸ばしていきました。
髪が邪魔だと気付いて帽子を買い、
できるだけ軽いのがいいのでiPod Shuffleを買いました。
(既に販売されてない!)
平日19時までに家に帰れた日は走っていました。
家の近くをグルグルと、1時間。
1時間走り続けられるようになる頃には、だんだんとペースを上げられるようにもなります。
緩急を付けて走って、緩の間に呼吸を整えられるようにもなります。
歌いながら走れるようにもなります。
週末なんて2時間で20km走っていました。(やりすぎ)
なんでそんなに走るかって、やっぱりあれ。
ランナーズハイ。
脳内麻薬物質ですからね、相当気持ちいいんですよ。
いつまででも走り続けられるような、
どこまででも行けるような気持ちになります。
曇ったガラスを拭いたような、頭が冴える感覚。
毎回到達できるわけではないその『ハイ』のためと、
ハイにまではならなくても、
外界からの刺激をシャットアウトして瞑想できるその時間は、
実はハマる人が多いと思います。
そうそう、そうなの。
走ったからって、走るだけでは、痩せません。
痩せるためにはやっぱり食事制限が必要であって、
痩せる目的で走ってもそれだけではそこまで効果ないです、ハイ。
でも大人になって運動するってなかなか難しくて、
ジムに行けばお金がかかるし、
私の場合は家の中での筋トレは続かないので、
何も考えずに(考えると怠けたくなる)着替えて外へ出て、
とにかく体を弾ませると、
気付いたらスッキリしている、そんな習慣を30代で身につけておいてよかったなと、
四十路の今思うわけです。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。