5歳になった長男、いまはやはり、塗り絵&お絵描き熱が本物のようです。
相変わらずの、集中具合です。
これまでお絵かき帳はずっと100均で買っていたのですが、Amazonでポチッたほうが安いことに気づきました。
次男もいるし、まとめ買い。
今年の5月で会社を辞めてフリーランスになって、もう4ヶ月が過ぎようとしています。
うん、あっという間。
10年勤めた会社でした。(うち2年は育休)
私より前に入社して、私と同じように在職中に結婚、妊娠、出産してワーママをやっていた同僚が、会社を辞めると連絡してきました。
もっと条件のいい会社から声がかかったので転職するということでした。ヨカッタ
私もその同僚の彼女も、会社員ワーママとしては幸運なほうでしょう。
外資系の会社だったため、おそらく平均的なワーキングマザーよりは大手を振ってワーママできましたし、お給料もそれなりでしたし、子供がいるからと言って仕事内容が区別されるということもありませんでした。
世の中には、「マミートラック」なるものが存在することを、子供を産んでから知りました。
子供を育てながらでも働きやすいように、という『配慮』に見せかけた身分差別です。
私が会うワーママさんたちはみな、賢く、強く、努力家です。
そんな彼女たちの能力をうまく活かせない企業にとっても大きな損害だと思うのですが、社会の中でのどうにも使いにくい存在とされているんでしょうか。
それがなぜかというと、『会社に忠誠を誓って滅私奉公すること』が評価に含まれているからです。
なんでこんな記事を書いているかと言うと、この本をお勧めしたいからです。
この人の本はすべて読んでいますが、初めて彼の実生活が書かれていました。
橘玲(たちばなあきら)氏の本に関する記事↓
名前もペンネームなら、顔も出していない、あまり正体を明かしていない著者の方だったのですが、父子家庭でひとりでお子さんを育てたことを明かしていました。
ある意味専業主婦というスタイルを否定する本であるために、自分が家事や子育てに参加した立場だったことを積極的に明かしたそうです。
メインでは、専業主婦というスタイルを選ぶことが、経済的に、QOL的にいかに良くない選択肢であるか、それを若い女性に向けて書いている本です。
しかし一部で、いまの日本社会でのワーキングマザーの幸福とは言い難い実情にも触れています。
「こんなはずじゃなかった」
日本では、結婚ではさほど社会生活に変化はありませんが、出産を機に一変すること。
良妻のプレッシャーはなくなりつつあるものの、賢母のプレッシャーが凄まじいこと。
「マミートラック」という名の余計なお世話のせいで、出産した途端に2級社員扱いを受けること。
相変わらずこの人の文章はシンプルでわかりやすいです。
知らなかった「だんなDEATH NOTE」
知っていました?
私はこの本で初めて知ったのですが、『夫婦・家族』という牢獄を抜け出すことができない妻/母たちが、文字通り夫の死を望む、おぞましい投稿が並ぶサイトですww
URLもシンプルです。(https://danna-shine.com/)
「そんなにいやなら別れればいい」
なんて軽々しく口にできないほどに、彼女たちの心は傷つき、涙と血をたくさん流しています。
夫婦、人間の相性なんて合わないことはいくらでもあるのに、子供が生まれたとたんに簡単にはリセットできない『結婚・家族契約』に縛られてしまっているのでしょうか。
たまたまですが、先日書いた↓の記事の内容ともリンクする、「プライスレス」なものに「プライサブル」な現金を持ち込むことがいかにナンセンスか、ということについても書かれていました。
じゃあ結局、著者の方の思う、現在の、良いところも悪いところもある日本社会で幸せに生きる道は、こんな感じだそうです。
- これからは、専業主婦はなにひとついいことがなくなる
- 好きな仕事を見つけて、それを”スペシャルな仕事にする”
- スペシャルな仕事をずっとつづけて「生涯現役」になる
- (中略)ダブルインカムの「ニューリッチ」を目指す
- フリーエージェント戦略で、カッコいいファミリーを作る
いま欧米で『カッコいい』とされている生き方らしいです。
人それぞれの価値観があり、ポテンシャルがあり、好みがあり、その中でいかにして私たちは幸せをつかみ、『豊かな』人生を切り拓いていくのか。
これが正解、と断言できるわけではありませんが、参考にはなると思いますので、ご興味あればぜひ。
読みやすいので、すぐ読み終わってしまうと思います。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。