おはようございます。みゆきです。
8歳と6歳の息子ふたりを育てています。
母の姉、私にとっては叔母が亡くなったそうです。
母は7人兄弟で、今回亡くなった叔母は
そんなに行き来のある人ではなかったのですが、
名前は聞いたことがあった程度。
とはいえ母にとってはお姉ちゃんが亡くなってしまったということを
姉がLINEで教えてくれました。
ひとまず母に電話。
兄弟姉妹がたくさんいるということもあるのでしょうけど、
年を取ると、死の頻度も上がってくるのでしょう。
「まあ、ずっと病気してたからね~」
という程度でした。
そこからいろいろと話し始め、
また近いうちに会いに行く予定についても話しました。
自分も将来、確実になるわけです。
『年老いた親』というやつに。
年老いる前でも、
『大人になった子供と親』というやつに。
前回姉と両親の家を訪ねたときの話。
眉間に深いしわを寄せ、
それはそれは悲壮な顔をして父の介護をする母。
何が不便で、どんなものが欲しいのか、
聞き取りをしました。
汚い話ですが、でも介護を構成する大きな要素、
シモのお世話。
布おむつで子育てをした母世代。
聞いてみると、
もうね、
『なんでわざわざそんな修行僧みたいなこと・・・』
と思うようなやり方をしていました。
でもそこには母なりの理由があり、
その理由や心情を一緒に紐解きながら
改善策を探り、便利グッズを調べました。
それを横で見ていた姉。
「みゆちゃんに来てもらってよかった。
私、お母さんの愚痴は聞かないって決めてるから、
みゆちゃんが聞いてくれたからいろいろ見えたね。
よかった。」
???
お母さんの愚痴は聞かないって、どういう意味???
「大学のころ、みゆちゃんがアメリカ行ってていなかったころくらいかな。
お母さんは多分更年期障害とかも重なって、
家でもいろいろあったみたいで、毎日毎日、
毎晩毎晩、毎晩毎晩、泣きながら愚痴を聞かされたの。
それがもうすごくすごく嫌だったの。
でもまぁ、お母さんも大変だったし、責める気持ちはないけど、
でももう、お母さんの愚痴は二度と聞かないって決めてるの。」
この母の気持ち、
第一子の姉に愚痴を言っちゃう母の気持ち、
なんかちょっとわかる気もするんです。
なんというか、上手く言えないんですけど、
第一子って『自分の分身』感がありませんか?
もちろん自分とは別の個人であることはわかっているものの、
なんとなく、第二子とは心理的な距離感が違うんです。
第一子ならなんでも言えそうな、
なんでもわかってくれそうな。
それが同性だと特にその気持ちが強い(母&娘/父&息子)と
本で読んだことがあるのですが、
私と長男でもその感じがちょっとわかる気がするのです。
その傾向そのままに、
母は姉にしこたま愚痴をぶつけていたそうです。
きっと母にしたら、家族以外には言えない愚痴だったんでしょう。
あの時代の人は体裁とか外面とか大事ですから。
いやでもさ、やっぱり子供からしたら、
親の愚痴なんか~
と!いうことで。
今も割と全方位カバーされていますが、
私の不満や愚痴は、全方位カバーできる人脈を
いつもケアしていきたいなと。
もちろん、愚痴のはけ口としての友人というわけではないですが、
なんでも話せる相手ってやっぱりいいじゃないですか。
そして、愚痴の種類によって、
受け止めてもらう相手も様々いれば、
子供たちや若者に迷惑をかけることもなく、
オバサン・ネットワークで
全て完結させていきたいなと。
仕事の愚痴はこの人たち、
夫の愚痴はこの人たち、
子供の愚痴は・・・
と全方位をカバーできるオバサン・ネットワーク。
互助会。
私には必須です。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。