おはようございます。みゆきです。
11歳と8歳の息子ふたりを育てています。
思春期?反抗期?なんという名称なのかはどうでもいいのですが、
とにかく長男、なんというか、
親の加護から抜け出そうという、
内から湧く衝動ゆえの、
やみくもな【反抗】が目立っておりました。
基本的には我が家は放任主義ですが、
とはいえ、家庭のルールや最低限守るべき人としてのマナーなど、
時に助言をするのですが、
「ご飯の前に片づけちゃって。」
なんて言おうもんなら、
うるせー
だの
だまれ
だの始まり、
「人に使っていい言葉とそうでない言葉がある。」
と言おうもんならまた
なんだかんだと、
どこから覚えてきたのかと不安になる言葉も含めて、
何はともあれ
『親から命令されたっ!!!』
という過剰反応状態。
本を読み、方針を固めたものの、
時に夫とふたり、どうしたもんかと戸惑うこともありました。
たまたま担任の先生と話す機会があり、
なんと先生も気づくほどの【思春期っぷり】だったようで、
『明らかに思春期の症状ですが、
それにしても小5であれくらいというのは、早いですね』
とお墨付きをいただきました。
学校でも症状が出ているのはマズイのではと、
夫と3人で改まって膝を突き合わせることにしました。
【課題】は3つ。
- 生活習慣(整理整頓とか忘れ物とか)をしっかりすること。
- 人に対する態度をきちんと考えること。
- 真面目に頑張ることをダサイことだと思わないこと。
一度で伝わるなんて期待はせず、ひとまず話してみたのです。
「ママもパパも、基本的には長男くんの思うようにしたらいいと思っている。
長男くんは賢い子だし、信用している。
でも、生活習慣はしっかり身につけておかないと大人になって困るし、
やみくもに【反抗】することは先生にも失礼だし、
それは【甘え】であること、長男くんもわかっているはず。
あと、真面目に頑張ることをダサイと思い始めたら、
これからずっとうまくいかないことが増えるはずなので、
お勧めしない。」
珍しく素直に話を聞いた長男。
最近の長男の状態を見ていたら、
話すだけで抵抗を示しそうなのに、
「話をしたいだけで、何かを強制するつもりはない」
と伝えただけで
すん・・・
とおとなしく聞いてくれました。
そしてその時以来、
無暗な反抗が、
パタッ・・・となくなったのです。
不思議不思議。
もちろん今後、あとひと波もふた波もあるのだとは思うのですが、
最初の波は超えた?のでは?と、夫と話したのでした。
夫と話した結果、今回うまくいった理由は2つ。
①次男がいない場所で話したこと。
おそらくこの年代の子は、同年代の目に自分がどう映るかを
極度に気にしている時期。
同年代(2歳差)の次男がその場にいるだけで、
おとなしく話を聞いている姿なんて見せられなかったのでは。
②大谷選手の例が刺さったか。
【真面目に頑張ること】について、
スポーツ観戦に興味がある長男のために、
大谷選手の例を出しました。
「大谷選手、かっこいいでしょ?」
と私が聞くと、
パッと顔を輝かせて私の目を見て、
大きく頷きました。
「あんなにすごい野球選手になるために、
大谷さんは小さいころから、真面目に努力を続けたんだよ。
できなくても真面目に努力して、それをやり続けたから、
あんなすごい選手になれたんだよ。
真面目に頑張ることがダサイなんて思い始めたら、
何もすごくできるようにはならない。
真面目に頑張るが、いちばんかっこいいんだよ。」
また頷く長男。
『将来困る』とか
『会社に入った時』とか、
遠すぎてピンとこないよね、やっぱり。
ピンと来る例題は、
やはり老若男女に刺さるのでは。
ということでひとまず、
親に反抗したいという衝動が強すぎて、
むしろ親を意識しすぎるという、
なんともアンバランスな状態は脱した模様。
ほんと子供というのは、
変化が激しく、感情の起伏も激しくて、
本人がいちばん大変そうです。
『大人になればいろいろラクになるよ~』
と、楽天的に生きるお手本になるとします。
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いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
本当は不安でたまりません。