おはようございます。みゆきです。
11歳と8歳の息子ふたりを育てています。
決して新しい本ではないのですが、
仲間内で一大テーマとなっている本があるのです。
私の『仲間内』とは、
大体私の年齢（47歳）を中間として、
40代～50代の女性たち。
子供がいたり、いなかったり。
結婚していたり、いなかったり。
そんな仲間内でこの本が一大テーマとして取り上げられているのです。
この本は要は、
お金なんて使いきれず死んでしまう人が大半。
不安に支配されて倹しく生きすぎて、
『そろそろ大丈夫か』と思った頃には年を取り過ぎてお金も使えず終わる、
それでいいのか？
お金の『使いどき』を見極めて、
いま『しか』できないことにお金と時間を費やしてこそ、
人生が本当に楽しめるのではないか。
ということを、
一冊に渡っていろんな例を持って説明しているのです。
では、私たちが『いましか』できないことって、
なんだろ？？？
と、各自が考え、
「私はこれ」
と、各々の答えに向かって邁進することを、
お互いに応援するという、
そういう一大ブームです。
私が『いま』したことってなんだろう。
『お金』については、
数年前に発見した私なりの法則に則り、
粛々と貯め、運用する仕組みを作りました。
これはもう、このまま邁進するのみ。
子供たちとの時間は『それなり』に大切にしたいけど、
もう彼らの人生、私ができることはサポートのみ。
40代後半。
こうなってくるともう、貴重なのはお金より、
時間。
一度過ぎてしまうと二度と戻ってこないもの。
お金持ちにも貧乏な人にも平等に与えられているもの。
最初に思いついたのは、
やっぱり旅。
行ったことのない場所が数えきれないほどあって、
『死ぬまでに一度見てみたい』
そう思ったことのあるものがいくつかあって。
うーん・・・いやしかしよく考えると、
そ、そこまで行きたくない・・・？？？
もちろん、行ったことのある場所のほうが、
行ったことのない場所よりもずっとずっと少ない。
でもやっぱり、20代でさんざん、さんっざん、
国内外の出張に行かせてもらったことで、
多分私の『旅行熱』はそこまで燃え上がらない。
むしろ、例えばこの子とかに、
より時間を使いたいという気持ちが沸き上がる。
猫の好きなところを友人に説明していたら、こう言われたのです。
「すっごい、す・・・っごい
猫、好きなんだね。」
え・・・？
そうなの？？？
だって、猫、かわいくない？？？
みんな、そこまでかわいいと思わない、ってこと？？？
こんなにかわいいのに？？？
子供が生まれたころは、
猫が『遊びたい』と鳴いていても、
遊べないことが多かった。
自立している分、後回しにしてしまった。
だから今こそ、たくさん遊んで、
たくさん撫でて、
そして一緒に寝たい。
もうすぐ14歳。
長くてもあと5、6年で終わってしまう小さな命。
この子を家に置いて、
旅に出ている場合じゃない。
最低限の家族レジャーで十分。
この子の甘えた顔を、どれだけ見られるか。
ポヨポヨのお腹に、
何度顔を突っ込めるか。
ささやかでいいのです。
いましかできない、を思う存分。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。
