薔薇と原風景と

 

おはようございます。みゆきです。

12歳と10歳の息子ふたりを育てています。

 

昨年の夏の終わりに、引っ越しました。

 

割と都心寄りの地域のマンションから、

駅まで歩いて20分くらいかかる、戸建てが並ぶ純住宅街へ。

 

 

違いはいろいろあるのですが、

とにもかくにも我が家にとってはこちらの方が断然にマッチしていて、

引っ越してよかった、でしかないのですが、

引っ越して、近所を歩き回るうち、

幼いころの記憶がよみがえる機会が、

多々訪れたのです。

 

そのきっかけになるのは、これ。

 

え?どれ?花?

 

いえいえ、あのね。

その辺に生えている雑草がことごとく、

私が小さいころに、

学校の帰り道や、公園で友達と遊んでいる最中に

引きちぎって手の中でもてあそんでいた草たちなのですよ。

 

 

同じ雑草を見て初めて、

自分にそんな記憶があったのだと気付いて、

 

あぁっっ・・・

 

となりました。

 

 

ぺんぺん草の葉の茎を

半分まで割いて、

それからぺんぺん草を回し振ると、

 

ペンペンペンペン…

 

と音が鳴ること。

このちょっと逞しい名も知らぬ雑草に、

小さな虫がたくさんついていて、

 

ウゲッ!

 

と思ったこと。

 

ああ、この草、見覚えがある。

 

いまの家の回りを歩いていると、

いつもそう思います。

 

同じ雑草が生えている場所はここだけではないだろうけど、

この雑草たちだけで、

私には十分すぎるほどの『ホーム感』。

 

 

実物を見ると思いだすことって、意外にありますよね。

 

少し前、近所の公園でバラがきれいに咲いていて、

夫と散歩がてら見に行ったのです。

 

そのバラを見るまですっかり忘れていたのですが、

いや、正確には別に忘れていた訳ではなく、

思い出す機会がなかっただけなのでしょうけど、

 

私が生まれ育った横浜の家で、

父がずっと、

真っ赤な大きなバラを育てていたのです。

 

調子のいい年は手のひらくらい大きな、

深い赤の、迫力のあるバラが、

純日本家屋の我が家の玄関前に

たくさん咲いて、アーチを作っていたのです。

 

でもそのお世話は大変そうで、

虫がついてひとつずつ割りばしでとったり、

いろんな肥料を試したり、

『今年はダメだ』とあまり咲かない年があったり、

 

バラのお世話って大変なんだな~

 

となんとなく思っていた私。

 

 

父が年を取るうちにだんだんとお世話できなくなり、

バラは諦めて別の小さな鉢植えの花を育てていました。

 

そこから芋づる式に思い出した、

 

そう言えば父は、花を育てることが好きで、

そして上手でもあったんだな、

という記憶。

 

 

夏の夜、

 

『今晩きっと咲くから一緒に見よう』

 

と言われ、

 

22時頃に大きな妖艶な姿を見せてくれた

月下美人。

 

毎年ではなかったけど、

何度か咲かせていた気がします。

 

「玄関出たとこに芍薬が咲いてるよ。

きれいだよ。」

 

シャクヤク~???

へー、これが~?

ふーん

 

 

気にも留めていなかった、

私にとって当然の風景は、

父や母の文化であり、趣味であり趣向であり、

 

だから私にも自然と趣くものがあり、

我が家の小さなスペースに種や苗木を植えてみるも、

でも適当だし、特に好きでもないので、

私がやるとやっぱりこう、モジャモジャになって

なんだかよくわからない状態になってしまいます。

原風景ってきっと誰にでもあって、

人生の節目節目で引き寄せられたりするんじゃないかな。

 

いま私と夫が作る、この緩く適当な日常が、

うちの子たちの原風景になり、

ふとした時に、

 

『あ、やっぱり、うちの親って超適当だったんだな…』

 

と思い至る日が来るのでしょう。

 

 

さて、今年の春夏のうちに、

何かを地植えしたいな。

 

#雑草

 

#バラ

 

#ガーデニング

 

 

 

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お忙しいところすみません。。

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