大企業との接点が命運を分ける

 

おはようございます。みゆきです。

 

8月2日にワクチン接種2回目を終えました。

 

40代持病無し、医療従事者ではない、都内在住。

やはり周りを見回すと、私のスケジュールは早い。

関東他県に住む両親(70代、父は持病あり)よりも早い。

 

7月7日にモデルナ1回目摂取。

 

どこで打ってもらったかというと、

楽天の職域接種です。

 

7月某日楽天からメールがあり、出店者や従業員は打てますと、

その場で予約しました。

予約システムも既存の楽天のチケットシステムを使った洗練されたもの。

そのうち出店者家族に対象を広げます、とお知らせが来て、

その後楽天は世田谷区、そして今は川崎まで対象を広げたようです。

 

 

初めて行きました、楽天本社@二子玉。

2019年に出店した私。

昨今はすべて電話とウェブで済ませるので、本社へ行ったのも初めてでした。

きれいだった。

 

摂取会場は洗練されていて、

楽天の若い従業員の方々がシステマティックに誘導してくれて、

待ち時間も短く、他のたくさんの人と一緒に

ベルトコンベアに乗せられたようにスムーズに運んでくださいました。

 

いや、楽天すごいなと、

そしてもうひとつ、これがいまの日本社会の仕組みなんだなと。

 

他国がどうなのかわかりませんが、

日本は、国や自治体から国民への援助や還元、

なんでもかんでも、

国→企業→個人

と、企業を通して設計する国だと、

誰だったかな~、どなたが本で書いていたのですよ。

 

またどの本だったか忘れちゃったな~(もはやお約束)

 

 

その具体例を見たようで、いろいろ考えてしまいました。

私はたまたま偶然楽天に出店することになり、

今回の恩恵に預かることができたのですが、

一方の若者たちは、渋谷というまた人の多い街へ足を運び、

暑い中現地で並んで、そして抽選してワクチンを接種していると聞くじゃないですか。

 

経済政策も、パンデミックのためのワクチン接種も、

国民への還元も、

とにかく企業を通すことが慣例となっているので、

 

国民(若者)直だと、もうよくわからなくなって、

 

「こんなに来ると思いませんでした~。」

 

と渋谷は長蛇の列、そしてまさかの抽選。

どゆこと?と。

 

企業へのコロナ関連の経済的援助策は充実しているのに、

国民へ直接の助成金は一度だけ。

 

大企業との接点がないと、

なかなか国の恩恵に預かる機会が少なくなるって、

なんかその設計ってどうなのと思いませんか?

 

それってやはり有利/不利な人がどうしたって出てしまうし、

そうなるとどうしたって若者や子供は不利な側に回ることが多くなるし、

住んでいる地域にも左右されがちだし、

もう少し国から直接国民へ、の道を模索してもいいと思うのですが、

難しいものなんでしょうか。

 

職域接種に関しては、

確かに企業には、自治体が即席では準備しにくい

マンパワーや設備などが既にあるので、

それを活用するというのは確かに効率的だとは思うのですが、

 

だったら例えば、経費分のお金を大企業に払ってでも、

対象者を絞らずに摂取会場や予約システムを作ってもらうとか、

できないもんなんでしょうかね。

 

今既に大企業と接点を持っている人だけが

そうでない人よりも得ができるって、

やっぱりなんか国の仕組みとして違うと思うんですがね。

 

じゃあどうしたらいいか、っていうのは私にはわかりませんが、

そう思うんですよね。

 

 

 

 

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