おはようございます。みゆきです。
7歳と5歳の息子ふたりを育てています。
お子さん、テレビ見ます?
ここで言うテレビは、オンデマンドの映像コンテンツ以外の話。
Amazon、Netflex、Hulu、やYoutube以外の、
リアルタイムのテレビ、見ます?
10~20代の約半分が、「テレビほぼ見ない」という調査結果が出たとか。
でももはや、「そりゃそーだろ」と私は思います。
うちの子たちは、Eテレは録画して見ています。
でもそれ以外は、Amazonのみ。
なのでたまに民放のテレビを見ると、
CMというものが珍しいようで、食い入るように見ています。
確証があるわけではないんですが、
私はこの、子供が見るコンテンツをコントロールすることは、
とても大事だと考えています。
別にテレビを見たからと言って『ちゃんとした大人になれない』
とは思いませんが、彼らが『当たり前』だと思う概念や価値観を、
ある程度コントロールしたいと思っています。
例えばうちの子たち、
ゲイの外国人の人たち(姉の友人など)と、
なんとも『普通に』接します。(いまはできないけど・・・)
それが普通だと思っています。
そういうもんだと、信じています。
男の人と結婚する男の人もいると、真顔で言います。
そして、例えば『保毛尾田保毛男』というコンテンツを目にしたことはないので、
ゲイという指向を『笑う』という概念自体が、彼らの中には存在しません。
それと同じで、
例えば他の人の外見を『笑う』という文化も、
私は存在しないものとして育てたいのです。
だって、不要じゃないですか。
大きくなれば学校などで触れる空気ではあると思うのですが、
物心付く前の小さな頃にそういう文化に触れているのとそうでないのとでは、
やはりその差は大きいと思うのです。
テレビで見たことなかった『外見を笑う』ということを実際に誰かにされて、
ひどく傷つくかもしれません。
でも、そんなもん知ってたって同じくらい傷つきます。
私はやはり、そういうコンテンツを見て育ったために、
正直、古典的な外見アンテナが自分の中にあると感じます。
大人になってその誰も傷つかない概念を知るまで、
そのアンテナを『普通』だと思って使ってきて、
それによって自分すら傷つけてきた世代です。
そしてその古い価値観は、いまのテレビには確かにまだ巣食っているので、
その概念自体を、子供の中に存在させないためもあり、
テレビ、主に民放からは子供たちを遠ざけたままにしています。
今の子供達がカセットテープを知らないように、
知らなくて良い古い価値観は、
私はどんどんと排除していきたいのです。
古いものが必ずしも排除すべきものだとは思いませんが、
残したい古き良きものは、それだけを選び取って取り入れていけるのが、
オンデマンドのいいところでしょうか。
正直なところ、
いまの私が、昔子供の頃見た『バカ殿』の映像とかを思い出すと、
少し苦しくすら感じます。
女性や女体を完全に物として扱い、
それを見て男性が楽しみ、笑い、女性も一緒に笑うという文化。
いまだに思い出すと苦しくなります。
その価値観が確かに私の中に刷り込まれていて、
たまにそれが無意識に行動に影響したりするのを感じます。
子供たちがもっと大きくなって、
古く、そして淘汰されるべき価値観に触れた時、
『違和感』を感じて欲しいと思うんです。
中学生や高校生になれば、どこか『悪い』ものに惹かれたりもするかもしれませんが、
馴染みがなければそのうち抜け落ちていくのではないかなと。
若者がテレビを見ないということは、
つまり高齢な人に選ばれるコンテンツを作らなきゃいけないわけで、
なかなかテレビが価値観を入れ替えていくのは難しいですよね。
そうやってますます、若者が離れていくわけです。
難しい。
子供や人に影響を与えるためには、
言って聞かせたり強制するより
環境に働きかけるのがいちばん効率的と、
・・・どの本で読んだんだったかな~・・・
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いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
本当は不安でたまりません。