おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
来年4月から、長男は小学生です。
保育園の年長さん。
小学校準備が、ゆるゆると始まっています。
ランドセルは、無事夫が予約をしてくれました。
そして先日保育園で、
『新1年生になるにあたって』
という講習会のようなものが開かれ、行ってまいりました。
仲の良いママ友さんからは、
「あなたが来るとは思ってなかったよ。
こういうの来ない人かと思ってた。」
なんて言われましたが、さすがに私も第一子の入学なのでね、
知らないと困るであろう知識があったら嫌じゃないですか。
スピーカーは区の教育委員会の方。
区内の小学校の校長などを歴任されており、引退したのち、いまの活動をされているという、
『校長先生っぽい』女性の方でした。
- 保育園よりも登校時間が早いので少しずつ起きる時間を早めること
- 朝食はしっかり
- 文字などは別にいま書けなくても問題ないこと
- それよりも生活習慣
- 睡眠時間も入学直後は多めに
そんな、ためになる話を聞かせていただきました。
しかしひとつだけ、ここで突っ込んでおきたいな、と思ったことが。
スピーカーの方がしきりに、
『朝食に野菜を』
とおっしゃるんですよ。
「そんなに手をかけて作る必要はないんですが、
前の晩作った副菜やなんかをね、
ちょこっととっておいて、朝食に出してあげて欲しいんです。」
えーっと・・・
朝食に野菜?
私も食べませんがねぇ・・・
彼女曰く、こんなデータがあると。
おうちで野菜を『きちんと』食べている子と
そうでない子を比べると、
食べている子のほうが学力が高い。
そういうデータ、たいていの場合、
データを読むほうの意図を反映していますから~。
いや、私は決して、家で野菜を食べさせることには反対していません。
むしろ私だって、なんとか食べさせようとしていますし、
やっぱり食べさせたほうがいいでしょう。
しかし、こういう『野菜⇒学力』なんてのは、
データで証明するのはすごく難しい、というか不可能なはずです。
その場合、野菜『だけ』の効果を正確に測定するには、
野菜以外の条件をすべて同じにしないといけないんです。
例えば一卵性の双子がいて、
全く同じ環境で育てて、
同じ時間、同じ勉強をさせて、
一方だけ野菜を与えて、
残りのひとりにはまったく与えない、
その状態で一定期間を経て、
ふたりの学力を測定したところで、
双子とはいえ全く同じ人間ではないので、
『野菜』の力を100%証明することはできません。
同じ人間で実験すると、
子供は育ってしまうので、
その場合も成長の影響という穴ができてしまう。
こういうデータ、普通によく言われます。
ブロッコリーを食べる習慣のある人はメタボにならない
朝フルーツを食べる人は血糖値が低い
↑もいずれも適当ですが、
野菜にしてもブロッコリーにしてもフルーツにしても、
結局は、
『野菜を食べさせるような家庭で育つ子の学力が高い。』
ということに過ぎないんですよね。
野菜って、食べさせるの面倒ですからね。
料理するのも面倒なら、食べたがらない子が多いものなので、
食べさせるのも手がかかる。
子供や子育てに対して、それくらいの手間をかける親が育てる子の
学力が高くなる可能性が比較的高い、
くらいでしょうか。
野菜を食べなくたって学力の高い子もいるし、
どれだけ食べさせてもやっぱり勉強に気が向かない子もいるし、
野菜野菜って言われてもね~・・・みたいな。
いや、仰りたいことはわかります。
ていうか食べさせようと頑張っていますし。
ていうか朝食って『普通』、つまり『多数派』は何を食べているんでしょうかね。
ちなみに我が家は、
- フルーツモリモリ
- バナナ1本
- 食パン5枚切りの半分
- 牛乳
です。
長男はそろそろ足りなくなりそうなので、
目玉焼きとか?チキンとか?
そういうものを足そうかな、と思っているところです。
小1の壁、どんなもんかな。
↓のバナーをクリックいただけるとブログランキングのポイントが入ります。
応援クリックいただけると喜びます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。