
おはようございます。みゆきです。
11歳と9歳の息子ふたりを育てています。
ある時、小学生の息子たちから、
世の中の職業について質問攻めにあい、
この本を買いました。
そしてたびたび、
彼らが将来どんな職業に就くのかと、
そういう話になります。
「俺はお金をたくさん稼ぎたいから、
〇〇になる!」
んー、まあ、
〇〇になるのは別にいいけど、
お金だけが理由だと続かないかもしれない。
ある程度好きだったり、向いてることじゃないと、
続けられないものなんだよ。
だって、学校は6年と3年と3年と4年で
大体16年とか。
でも働くのは、40年くらい。
とにかく長いから、やっぱり好きじゃないと続けられない。
でもその『好き』が、
意外に難しいんだよね。
大人になればなるほど、
自分が何が好きなのか、よくわからなくなる。
2018年に会社を辞めて独立したとき、
『私は何をするべきなのか』
という途方もない漠然とした問の前に立ち尽くした私。
じゃあまず、私が好きなことってなんなのか。
そう考えたのだけど、
結局よくわからなかった。
好き・得意・情熱
40歳の自分探し。
結局私のフリーランス人生は、
予想もしないような形でなんとか、
小さいながらもひっそりと形になったけど、
『私の好きなことってなんだ』問題は、
きっと現代の『自由意志社会』において、
ずっとついて回ることなんじゃないかなと。
そしていつだったか、
本で読んだのだと思うのだけど、
やっぱりこれが真理なのではないかと思う、今日この頃。
人が本当に好きなことは、
その人が小学生の時にやっていたこと。
年齢を重ねるほどに人間は、
どんどんと社会性を重ね着していく。
こんな人だと思われたい。
あの人にはこう思われたい。
あんな人だと思われたくない。
私に、俺に合うキャラはこれだ。
そうしているうちに、
その何枚も着た服の中身の自分のことが、
よくわからなくなる。
『これが好き』だと言ってしまったら、
こんな風に思われてしまうんじゃないか。
あんな風に思われてしまうんじゃないか。
私はこう思われたいのに。
そんな、言葉にもならないほど無意識の思いで、
無意識にどんどんと服を着る私たち。
そして大人になってみてふと我に返る。
あれ?私の好きなことってなんだっけ???
小学生の時の私は、
特に取り立てて何が好きというわけでもなかった。
というのが、服を着た私の視点。
その人にとって好きなことは、
小学生の時、自然とやっていることで、
よく見るとそれは、
他の子はやっていないこと。
小学生の時の私はとにかく、
本を読んでいました。
図書室の端から端まで本を読みたくて、
端から順番に読んだりしていました。
夫に聞くと、
小学生時代に図書室なんて行ったことがないと言います。
だからやっぱりそれはちゃんと、
私の好きなことなんですよね。
47歳になり、
社会人としてある程度の年数を過ごし、
子供を育て、
重い服を何枚も着てしばらく過ごしました。
そしてやはり、
本ばかり読んでいます。
少し前はそんなこと、
趣味とも言えないと思っていたけど、
きっとそれくらいに
ささやかなことで良いのだ、というか、
そういうもんなんだと、
最近思うようになりました。
小学生の時、何してた?
そしていままさに現役小学生の息子たちは、
何をしている?
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お忙しいところすみません。。
いつも応援ありがとうございます。
自分以上に頼りになる人、いますか?