
おはようございます。みゆきです。
11歳と9歳の息子ふたりを育てています。
47歳、すっかり大人になりました。
年齢の数字だけを見ると、すごく『大人感』がありますよね。
大人と言うかもはやそれは『老い』なのだけど、
すっかり年をとったな~と思います。
でも年齢の割に(?)、
わがままだし、
礼儀作法とかちゃんと知らないし、
冠婚葬祭とかも面倒だから死ぬまで逃げおおせるつもりだし、
自分本位だし、
我ながら、よくもまあ、
扱いにくい大人になったものよのと、
自分で自分を褒めてあげたいです(苦笑)
だからだと思うのですが、
友人も多くありません。
基本ひとりでひっそり遊ぶのが好きなので、
いつも大抵ひとりです。
でもやっぱりしんどい時には、
数少ない友人たちに助けられ、支えられて生きています。
でもなんかふと気づいたんですよね。
私って、『相談されること』が多くない?
「ちょっと相談したいことがあるんですけど!」
やはり主に年下の女性からですが、
会社にいた時から、
友人知人からそう声をかけられることが多い。
気のせいかもしれないけど。
道を聞かれることも異常に多い。
(これは関係ないかな。でもこれは気のせいじゃない!)
仕事上の相談はほぼ無くて(これもどうなの?)
プライベートのちょっとしたこと
冗談じゃ済まないような深刻なこと
そんな『相談事』が定期的に舞い込んできて、
話し込むことがよくあります。
だからその相談してきてくれた女性に聞いてみたんです。
「なんで私に相談したの?
他にもいるでしょ、もっとちゃんとした人が。」
そしたら彼女はこう答えたんですよね。
「ああ多分、何を言っても驚かないからだと思います。
『なるほど…』って言うだけで、
驚いたり狼狽えたりはしないから、
だからだと思います。」
おお・・・なるほど・・・
確かに彼女の言う通り、あまりリアクションが大きくないのかも。
でも私は相談されたからと言って、
たいそうな助言なんていつも一切していないのです。
ふむふむと話を聞くだけで、
たまに疑問に思ったことを聞いて、
またふむふむと聞いているうちに、
彼女たちが勝手に自分で結論を出して、
自分たちの力で解決しているだけなのです。
そしてそう、彼女はこうも言ったんです。
「そう、あと、否定もしないですよね、絶対。
否定したそうな顔をしても、
『なるほど…』しか言わない(笑)」
ああ、それ、それは、この本だろうな。
これホント、名著だと思う。
これと同じようなことを書いている本もあるのだろうけど、
普遍的なことだと思う。
随分昔に読んだから、自分で内容を盛っている可能性もあるけど、
でも意外に、知らない人が多い。
私も読むまで知らなかったし。
タイトルの和訳がちょっと誤解を生むけど、
別に『人を動かす』ことが目的ではなくて、
友達になりたい人と友達になる方法だったり、
『誠意』とは何か、ということであったり、
でももちろん、
仕事上『人を動かす』必要があれば、
その方法を使うことはできるけど、
この本が意図している本当の目的はそこではなくて、
『信頼』とかそういう話で、
私にとっては結構目からウロコだったのですよね。
仲良くしたい
この人の信頼を得たい
そう思ったら、
とにかく相手に興味を持って、
相手の話を聞くことに集中すること。
とにかくずっと、聞いてろってことで。
『こうしたらいいのに』と思ったとしても、
その人にはその人の事情があり歴史があり、
それを尊重すること。
だから要は、
相談されても、
こちらが言えることなんてひとつもないんですよ(笑)
だから、集中して話を聞くだけ。
そうするとみんな、勝手に自分で結論を出していく。
私も人に相談するときは同じ展開だし。
もちろん、私の友人は少ないので、
いつでも相談に乗っているわけじゃないんですが、
そういう機会が、そういえば多いなーと、
いつも大抵、↑の本を思い出すんですよね。
それだけ、印象的な本だったんですよ。
ああ、本て素晴らしい。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。