おはようございます。みゆきです。
9歳と7歳の息子ふたりを育てています。
45歳です。
年を、とったものです。
いまだにまだまだ
『あんなことしなきゃよかったな~』
と思うことをしてしまいがちですが、
とはいえやはり随分減りましたですね。
10代、20代なんてもう、
黒歴史。
バカで恥ずかしいことばかり。
もういや。
昨今話題になっている、
SNSで企業に迷惑をかけて、
なんてのを見ていると、
自分の10代だって危ういな~と
思わされるのであります。
もちろんね、線引きはできたと思うし思いたいですが、
とはいえ、
若さはバカさ
ってよく言いますよね。
それが【事実】であることは私も知っていますし。
若いというかまだ幼い子供たちを育てていると、
そんな【若さ】について考えてしまうこともあるものです。
長男が通い始めたバレーボール。
私も中高がバレー部だったので、
練習の終わりのほうにお邪魔して
練習をお手伝い、というか遊ばせていただいています。
相手は小学生なので、
ネットも低ければボールも小さいのです。
ちょっと叩けばボールは飛ぶし、
飛ばなくてもネットから手が出るくらい。
しかししかし。
もうね、45歳。
思っているよりもずっとずっと、
体が動きません。
飛んだつもりが飛べていないし、
足はもつれてすぐに転びそうになるし、
手を伸ばせば肩が外れそうです。
ちょっと踏ん張れば脚はきしむし、
股関節が外れそうになるし、
うちに帰ると膝が痛んだりします。
6年間毎日のようにバレーボールに明け暮れた私は、
技術的には相応なはずですが、
もう小学生のように体は動きません。
小学生たちは技術的にはまだまだへたっぴですが、
体はしなやかでのびやかで、
初々しいバネがボインボインしています。
あんなに自由に体が動いた時代に、
もっともっと、もっとバレーボールを楽しんでおけばよかった。
もっともっと、その動く体を慈しめばよかった。
ボールを追いかけて走り、
飛び、床に這いつくばり、
すぐに起き上がってまた走る。
思い切り飛んで手を伸ばして、
転んでぶつかって。
思い描く通りに体を動かしたり、
動かそうとしたりすること。
成功したときの高揚感や、
思った以上にできたときの爽快感と達成感。
でもそんな感覚は、
失ったからこそ覚えられるものだということにも、
すぐに気づきました。
無くなってからじゃないと気づけない、
いまあるものの尊さ。
それの最たるものが、【若さ】なのかなと。
もちろんね、これからの私を考えれば
今がいちばん若いのです。
バレーボールはできなくてもまだできることはたくさんあります。
そういう意味で改めて、更に今を慈しむ心を自分の中に育てたいと思います。
縁あって私の姉にいろいろと相談を持ち掛けている
若い女性がいるそうなのです。
建築家として働き始めたばかりの20代前半。
仕事の関係でデンマーク勤務をすべきか悩んでいると
姉に相談しているとか。
「出られる時に出たほうが良い。」
姉は再三そう言っているものの、
いまいち踏ん切りがつかない模様。
詳しい事情は知らないので何とも言えませんが、
とはいえ考える、20代のこと。
外へ出られる今のうちに、
できるものなら出て行くべき。
30代、40代になれば
増えるばかりのしがらみ。
身動きはとれなくなる一方。
失って初めて気づく、自由。
確かにいまの私は、
20代のころの私よりも知識と経験で勝るけど、
当時持っていた体力と自由。
失って初めて気づく、若さ。
若いころに戻りたいとは思わないけど、
確かに失ったものはある。
そしてそれは大きい。
それがわからないのが、
きっと若さなんでしょう。
だから今の私にできるのは、
今の私だからできることを精いっぱいやること。
そして若い人たちのサポート。
いやはや、
若者が体を動かし汗を流す情景とは、
なんとも眩しいもので、
老いゆく私は考えるばかり。
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いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
本当は不安でたまりません。