「それのメリットはなに?」夫にまっすぐに聞いてみよう

B!

 

こんにちは。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

 

うちの夫は、とても物を大切にする人です。

それは徹底していて、

だから彼の物はどれも、長く使っていてもピカピカです。

 

会社から帰って着替えて、ユニクロで買った仕事用のスラックスに

ブラシをかけているのを見たときに、

コイツは本物だと思いました。

 

私なんてズボラなので、いちいちビックリします。

高いものはもちろん、たとえ100均で買ったものでも、

出来る限り大切に扱います。

 

なので、高価な物や壊れやすい精密機器は、

本当に神経質に扱います。

 

それはもちろん良いことなんですが、

こちらが誤って落としたりした日には、ものすごい剣幕で怒るので、

めちゃめちゃめんどくさいです。これまたびっくりします。

 

例えば先日の話、カウンターに置いた私のコートと、

彼のスマホが変な感じに重なっていたようで、

私がコートを取った時に誤って彼のスマホを落としてしまいました。

(壊れたりはしませんでした)

 

すぐに「あ、ごめん」と謝りました。

 

その時の彼の反応は

 

「あ゛ーーーーっっっ!!!

落としてんじゃねーよーっっっ!!!

バカヤロー!!!

3回謝れ!謝れよ!!!

早く謝れっっっ!!!」

 

 

「ごめんね、ごめんね…」

 

と謝ったものの、なんだかゲンナリ?ゲッソリ?しまして、

 

あ~…やっぱり私、子供が大きくなってまでこの人と暮らすの、やっぱり無理かも…

 

と再確認しました。

以前も、確か秋頃に子供たちと公園へ行って、

夫が着ていたダウン(モンクレールのやつ)を脱いで、ベビーカーの上に置いていました。

 

それをまたしても私が誤って落としたとき。

これまた烈火のごとく怒りました。

 

とにかく何度も謝れ、と。

俺の気が済むまで謝れ、と。

 

はぁ~…

 

私の価値観においては、

わざとではない失敗を責めたてても何ひとつ良いことはないので、

破損していない限り、いや、たとえ破損していたとしても

故意でない限り、『仕方ない』で済ませるのがいちばんです。

 

なので彼のこの対応は、とーっても疲れるので、

彼の物にはなんでも、基本的には触らないように気を付けています。

 

しかしこのたび、このような場合の対応策が書いてある本に出会いました!

 

例えばうちの夫の↑のような対応に対して、

 

「なんで、どうしてそんなこと言うの?」

 

と聞くと、彼はその理由を考え、よりその言動の正当性を信じるようになります。

 

そこで逆に、こう聞きます。

 

「そうすることで、あなたにどんなメリットがある?

どういう目的で、それを言っているの?」

 

その言動の目的を尋ねるほうが、態度は軟化することが多いそうです。

 

 

そうですね、実際↑の言動をすることでの唯一のメリットは、

 

彼の気が晴れることです。

 

そして代わりにデメリットは、

 

  1. 私がどんどん彼を嫌いになり
  2. 彼の物や彼自身にどんどん関わりたくなくなり
  3. 彼のご飯をますます作りたくなくなり
  4. 彼はひとりさみしく死ぬ可能性が高くなります。

 

ま、それをデメリットととるか、どちらでもないことと取るか、

それは彼次第なので私の知るところではありません。

 

あ、あと「メリットは?」と聞くときは、

あくまでも【まっすぐに】聞きましょう。

 

相手を責める気持ちを含めて聞いても効果はありません。

本当に、純粋な疑問として聞くことです。

しかし、しかしですね。

 

それは、私自身の言動にも言えることなんですよね。

 

私だってよく、『売り言葉に買い言葉』的に、

妙に辛辣な言葉を夫に向けてしまうことがあります。

 

どうしてそんなことをするのか、と聞かれると、

 

だって彼が私の気持ちを害すようなことをするのがいけないわけで、

私だって大変で、いっぱいいっぱいなのに、彼は全然思いやってくれなくて…

とますます心は固くなりますが、

 

そんなキツイ言葉を吐くメリットはなんなのか、と聞かれると、

 

…はて?なんかシャクだから?

嫌な気持ちにさせられたから、同じくらい嫌な気持ちにしてやりたいから?

…で???そこに何かメリットあるんだっけ???

なんだかそんなの、人として『落ちていく』感じ…

 

ダメダメ、改めねば。ごめんね。

と自分を戒める気持ちが湧きます。

 

 

人の心っておもしろいですね。

 

理由を聞かれるとより執着して、

目的を聞かれると軟化する。

 

きっとそれは、ある程度大きくなれば、

対子供でも同じことなんだろうと思います。

 

 


ワーキングマザー

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