しつけ?体罰?私の基準

 

なんでだかぜんぜんわからないのですが、

なぜか長男が、唾をペッと吐くことを覚えてしまいました。

家の中でペッとしているのを初めて見てびっくりして、

それはダメなことだと教えたのですが、

その後も何度かやって、しらばくしたらやめたかな。

外で歩いているときや公園で遊んでいるときも、

無意味にペッとしてみたりしたので、それも良くないことだと教えました。

 

この前など、これも驚いたのですが、

Youtubeにアップした旅行の動画をテレビで見ていたら、

他のテレビが見たかった長男が「早く見せてー!」と言うので、

「ちょっと待って、もうすぐ終わるから」と待たせたら、

怒りに任せて私に向かってペッとしたので、

大きな威圧的な声で、

「本当に、絶対にしてはいけないこと」

と何度も何度も何度も何度も繰り返し言って、

その日はテレビを見せないという罰を与えました。

私自身、暴力なんて無関係で生きてきましたし、

衝動的に人を殴るなんて思いつかなかったんですが、

子供相手だとつい咄嗟に手が出そうになる瞬間があります。

 

いまだに、してはいけないことをどうやって教えるべきなのか、正解はわかりません。

罰を与えることが良いのか、意味があるのか、もよくわかりません。

 

でも以前、こんなことを何かで読んで納得して、守るようにしています。

 

殴らないと教えられないことなんてひとつもない。
ただ、言って聞かせたり、学ばせたりする手間を惜しんでいるだけだ。

つまり私は、殴らずに教えるようにしています。

以前、どうしてもイタズラをやめず、口で怒ってもニヤニヤしている次男に、

お尻ペンペンを試したことがあるんですが、

長男が真似をしてお尻ペンペンし始めたことと、

そしてやはり『お尻ペンペン⇒してはいけないこと』が伝わっていない気がして、

結局やめました。

 

いけないことをしたときに叩けば、

もしかしたらその一度で、もうやらなくなるかもしれませんが、

『なぜやってはいけないのか』

『それをやるとママや他の人がどう感じるのか』

は伝わらず、ただ『これをやると叩かれる』という印象を与えるだけ、なのか。

とはいえ言うは易しで、言って聞かせるためには

本当に何百回と同じことを言わないといけないかもしれない。

何百回言っても正さないこともあるかもしれない。それでも言い続けなければいけない。

確かにその手間を惜しみたくなる衝動も覚えます。

 

しかもまだ長男4歳!

まだまだぜんぜん序の口ですよね。

まだまだかわいいもんですよね。

小学生になり、中学生、高校生になり、どんどん知恵もつく中、

教えるべきことはまだある。×2人

 

記憶にあるのですが、私が小学生のころはまだ普通に先生に叩かれていて、

確か小学校3年生の時。

担任の先生はいつも木の細くて長い棒を持っていて、

忘れ物をするとそれで叩かれました。

思い返してみると、『忘れ物はいけないこと』と強く印象づいたような気はします。

あと、先生や大人は怖いのだということも。

でも、なんで忘れ物がいけないのか、には一切触れられた記憶がありません。

私はそこまで忘れ物をする子ではなかったので、

実際その体罰が、忘れ物をなくすということに効果があったのかはわかりません。

 

親に叩かれた記憶はありません。

父親にはたま~に、小突くくらいされた覚えがありますが。

 

親にたまに軽く叩かれたくらいでトラウマになったりはしないと思いますが、

でもそれはやっぱり違う気がする。

正解がないことは重々承知していますが、あなたは、どう考え、どうしていますか?

 

 

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コメント一覧
  1. 長男の保育園で体罰騒ぎがあり、内容としては、
    ・ゲンコツでごっつんこされる
    ・給食で最後まで食べれないとデザートなし、また壁に向かって机を向け食べさせられる
    ・お昼寝をちゃんとしないと立たされる
    など中々昭和な保育方法なのですが…、私の両親にその件を話したら、
    「そのくらいの事で今の親は騒ぎすぎだ」
    みたいに言われ私たちの世代はほんとにちょうど変わっていくタイミングなんだろうな、と感じました。
    また長男の友達は、
    「ごっつんこされるくらい悪い事をした、その子が悪い」
    という風に考えたしまっている子も現れたそうです…。
    ちなみに私も何回か長男を叩いたり、家から追い出したりしたことがあります。
    でも自分も親からやられた事があるのでわかるのですが、叩かれた、追い出された、という記憶は残っているのですが、なんでそこまで怒られたのか?の記憶はないんですよね。
    それに気がついてからはしてません。

    • mcoさん、そうですよね。昭和の時代は普通に学校でも叩かれてましたよね。
      中学校の部活なんて、ホントよく叩かれてました、そういえば。

      そして、ホントおっしゃるとおりで、私も叩かれていやだったことは覚えているんですが、何について怒られたのか覚えていないことばかりです。
      子供ができる前のほうが、体罰も事と次第によってはやむをえない、と思っていましたが、
      実際に少しやってみると、なんか違う気がしました。
      正解はわかりませんが。

  2. すみません、二度もコメをして。追加です。私も母親にも父親にも叩かれたし3つ上の兄なんて竹刀で母親に叩かれたりされてましたがσ^_^;私も普通に大学まで出て就職→結婚→二人の子供を出産してますし、兄もドクターまで取得してますし家族仲は今現在悪くないです。
    勿論虐待などは問題外でしょうし、その子にもよるとは思いますが即その子の将来にどうこうなるとは思いません。

    • mcoさん、いえいえ、二度のコメントありがとうございます。
      大事なポイントですね。
      私にしても、多少学校で叩かれて育っても、特に問題はなく育っています。
      だから多少であれば、そして俗にいう”愛のある体罰”?であれば、致命傷になるわけではないですよね。
      かといってもちろん、だから自分も子供を叩くのか、と言われるとまた別の問題ですがね。
      おっしゃること、よくわかります。

  3. はじめまして(^^)
    私は体罰や威圧は、再発防止に全く効果がないと思うので、やりません。力でねじ伏せるのは、賢い大人がやることじゃないと思っています。
    私がやってる方法は、まず子どもの気持ちへの十分な共感→母の気持ち、アイメッセージ→質問で考えさせる→終了です。
    子どもは3歳くらいであれば何がいけないことか知っています。でもあえてやる。そこには大人に注目されたいだったり、イライラするから解消したいだったり、目的がある。
    行動を正そうとする前に、子どもの気持ちに対する十分な共感があれば、その後の話は何百回も言わなくても俄然聞いてくれます。例えば「イライラして嫌な気持ちだったんだね。つばも吐きたくなるよね。」など。
    その後で、「でも母は嫌な気持ちになった」などアイメッセージ→「イライラする時はどうすればいいかな?」→子ども考えて「口で言う」母「そうだね、今度から気をつけよ。」で終了。子どもが話を聞いてくれない時は共感が足りなかったんだと思って最初に戻ります。
    私は子育てコーチングやアドラー心理学など、学ぶことでぐぐっと子育てが楽になったので、興味があれば本など読まれたらいいかな〜と思いました!

    • ののさま、コメントありがとうございます!
      おっしゃるとおりです。力でねじ伏せる、というやり方は確かにおかしいですよね。
      なるほど、そこでコーチングなどなんですね。
      ちょっと私も勉強してみようかな。

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