もうちょっと遊びたい それがいちばん良い頃合い

 

長男を連れて、たまに近所のママ友宅へお邪魔します。

同じ年齢のお友達がいるので、子供は子供でオモチャをひっくり返して遊び、

大人は大人でお茶飲みながらおしゃべりに興じる、

という至福の時間です。

夕方まで居座り、私でさえまだ『もうちょっと遊びたい』時に、

お片付けを促し、『帰りたくない』と駄々をこねる長男に、

「もうちょっと遊びたい、くらいがいちばん良いんだよ~」

と諭します。

おそらく息子がその真意を理解するのは、10年後?15年後?

私も…そうだな…高校生くらいでそう思った気がします。

人生を終えて死ぬとき、何を思うかは死んだ人に聞かないとわからないのですが、

多分同じで、『もうちょっと遊びたかったなー』と終えられれば幸せなんじゃないかな、

と思います。

人生は壮大な暇つぶしである。

 

何年か前に何かの本で読んだのですが、これは言いえて妙だと思いました。

生きているからには何か成し遂げたい、生きた証を…と思う気持ちも真実なら、

死んでしまったらそれで『おーしーまーい』なのも真実。

楽しければよろし。

 

しかしですね、2017年の日本人の平均寿命、調べてみました。

男性:80.98歳

女性:87.14歳

もう、男女とも余裕の80越えの時代なんですね。

 

…なっが…って感じです。

暇つぶしのネタはそれこそ掃いて捨てるほどありますが、

でも87年に渡る長い時間、ずっと楽しくヒマつぶせるか、不安になります。

私にしたら、残り約50年。

まあ直近の10年は少なくとも、子育てで十分ヒマつぶせるので心配ないですが、

残り40年ね。

 

んー…40年て、いままで生きてきた時間ね…

…やっぱり、長いよね~…何して遊ぼうか。

そしてね、女性の平均寿命87歳は、2017年の数値ですよね。

40年後には多分ね、95歳とかなんでしょうね。

そうすると…えっと…やっぱり50年くらいあるのねぇ…へぇ~…

 

『もうちょっと遊びたい』って思うっていうことは、

遊んでいる間楽しくて、時間が経つのが早く感じる、ってことです。

『もうちょっと遊びたい』と思えるほど楽しく50年間暇つぶしできるのか、

それとも、刹那的な暇つぶしを常に探し求め、

ヒマと時間を持て余して『つまんないなー』と50年間過ごすのか、

その違いは何か。

自分はどういう人間なのか。私が大切にするものは何か。 自分を知っているかどうか。それが重要です。

 

話題の本だったのですが侮っており、読むのが今になってしまった本。

 

いや~…恐れ入りました。

素晴らしい本です。みんな読むべきだと思います。

それこそ確実に100年はいきるであろう息子たちにも、教えるべきことが

たくさん書いてありました。

 

100年生きるってリアルに想像すると、やっぱり長いです。

いまのやり方で、60歳、65歳までフルパワーで働いて、その後引退、とはいきませんから。

働き方、楽しみ方、お金の問題、いまのままの考え方では破たんします。

 

『65歳だ、定年だ。のんびり過ごそう。』とはいきません。

お金ないし、その割に時間ばかり余ります。

学生の時みたいですね。時間はあるのにお金がない。

学生なら、公園やらマックやらでダラダラ過ごせばいいんですが、

高齢の状態で公園やマックで時間つぶしますか?

(実際いまでも公園や図書館でヒマそうにしてる高齢男性をよくお見かけしますが)

じゃあどうすればいいのかというと、

 

【ワーク】と【ライフ】の境界線を一度崩し、

抜本的に見直し、再統合するとのこと。

その中で満足のいく選択ができるかどうかは、

各々が自分をどれだけ知っているか、にかかっていると。

 

確かにね。選んだ道が自分に合わない、って不幸ですよね。

そして更に、人生が100年とかあると、

その見直す時期というのが人生の中で何度が来る。

これまでなら、60歳で一度見直しておけば、

残り20年で人生は終わるけども、これからの時代、

60歳から残りが40年ですからね。

 

著者の方は、40代で一度、70~80歳でさらにもう一度、

自分がどうしたいのかじっくり考え、見直すべきだと書いています。

 

じゃあ【見直す】って何?

という話なんですが、長くなったのでまた今後にします。

もうちょっと書きたい…

 

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