こんにちは。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
せっかく棚の上をキレイにしたのに、
気づくとこんな物が置かれていて、ムムーッとなります。
リビングに入ってすぐのところにあって、
とーっても物を置きやすい棚。
だからこそきれいに何も置かないと、格好いい場所。
私は毎日、そこをグッと我慢して、
手に抱えるいくつもの荷物を、丁寧に見えない棚の中へしまっているというのに、
アイツは怠けおって…ムゴゴゴ…
まぁしかし、ひと晩もすれば片付けているので、
彼も頑張っているということで、とりあえず許してやろう。
しかしまた見つけたら、こうして証拠を残すとしよう。
さて、私は既に、会社員を卒業してからのことで頭がいっぱいです。
だからなのか、会社で良い感じに力が抜けてポヨーンとしているからでしょうか。
上司である女性から、他の人には言わないような話をされたりします。
はて?
さては、気に入られたか?
違うか?
上司の彼女は、『マネージャー』という肩書ではありますが、
既に役員です。
そして私たちはヒラ。
間のマネージャーもいるにはいるのですが、彼女が信頼できるマネージャー部下が
いないようです。
そうすると役員の仕事もある彼女は、仕事が多くて大変なんですね。
なので私でできることはお手伝いするんですが、
この前こんなことを言われました。
「あなたもそろそろ、上の肩書を求めていったほうが良い」
「あー…なるほどぉ…」
と一応答えましたが。
彼女の息子さんは既に高校生。
つまり、彼女はいまから15年ほど前に出産~保育園通いをしていたわけです。
それってつまり…2003年ころ。
いまよりももっと、ワーキングマザーは少なくて、
回りの理解もなかったんだろうと思います。
旦那さんも体を壊していたりして、彼女が仕事を頑張るしかない状況だったそうです。
能力もあった彼女はしっかり出世して、その辺の男どもにも負けない年収を稼いでいます。
会議の時など、場の空気を支配するのが上手で、
緩みがちな仕事場に有益な、ピリッとした緊張感を作り出せる人です。
強引で大胆で、強くて、上司としての相性はいまいちかもしれないけど、
人としてはとても惹かれます。
リーダーの条件を、努力でひとつずつ身に着けた感じがします。
『夫とベビーシッターに助けてもらって乗り切った』
といつか言っていました。
退職の旨を正直に伝えたら、
もう少し腹を割って話してみたいと思いました。
15年も前に、いまよりももっと厳しい状況で、
私よりもずっとずーっと頑張った彼女に見えるもの。
価値観は違うかもしれないけれど、
ある意味ラクをしようとしている私には、彼女のポリシーとかが
今後の参考になるのでは、と思っています。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。