私がいちばん子供に教えたいこと、教えたくないこと

B!

 

息子の同じ保育園の、女の子のママさんが、
息子にこう言ったんです。

「女の子には優しくしてあげてね」


photo by MoMommy1

 

そのとき私、こんな顔になってしまいました。

 

(´◎ω◎`;)ゲッッ!

 

やっぱりまだ、普通の働いてるママさんでもそんなこと言うんだね・・・

その後こっそり息子に言いました。

「女の子とか男の子とかは、関係ないんだよ。
みんなに優しくするんだよ


男の子なんだから泣いちゃダメ

男の子は叩いて教えないとわからない

女の子なんだからおしとやかにしなさい

男は度胸、女は愛嬌

お兄ちゃんなんだから我慢しなさい

田舎者はダメ

全部、差別です。

 

これが、私が息子にいちばん教えたいこと、教えたくないことです。

 

差別とはなんでしょうか。

 

-本人の努力ではどうしようもない要素によって
不利益を受けること-

 

です。

 

女であること
長子であること
出身地
障がい
人種

などなど

本人が努力しても変えられない要素です。

それによって不利益をこうむると、【差別】になります。

 

↓でも言っていますが、
所詮言葉、されど言葉です。

「主人」や「嫁」という言葉は賞味期限 川上未映子さん

 

そして差別は、される側は気づきますが、
する側は気づかないものです。

日本で男の子として生まれて海外経験がないと、
差別をされる経験なんてありません。

 

だから大体の日本人男性は、
【差別】の話をされてもピンとこないんです。

だから差別された側が訴えても、

は?なんのこと?

という顔をするんです。

 

うちの旦那は、ついこの前↑に書いた『差別とは何か』を説明したら

なるほど~

と言っていました。

 

息子には、気づかずに誰かを不当に傷つけてほしくないんです。

 

傷ついたと言われてもピンとこないような人には
なってほしくないんです。

だから、女の子だから、男の子だから、お兄ちゃんだから、
ということは教えたくないんです。

 

 

 

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