若い営業マン

 

おはようございます。みゆきです。

11歳と9歳の息子ふたりを育てています。

 

『もっと上手く言ったら、買わせることもできただろうに』

自分がお客として店などに行った時、

よくこんな風に思ってしまう私。

 

営業職についていたことが長く、

沁みついてしまっている感覚というか。

 

ちょっと使いにくいウェブサイト

とかに異常に反応する夫(職業SE)と

同じ反応。

 

 

売る人のちょっとした反応で、

買わせることも買わせないこともできること、

お客さん側の反応を変えることができることを、

毎日毎日考え、訓練しているのが

営業職という専門職だと、

私は思うのです。

 

誰にでもできるようで、

向いてる人と向いてない人がいる。

 

お客さんとの最初の出会いの印象から、

日々の仕事で良く思ってもらったり、

失敗したり挽回したり、

大目に見てもらったりしながら、

最終的に自社の利益を最大化することを目的として、

調整して、交渉して。

 

ふ~

懐かしい。

 

 

ただいま我が家は、引っ越しの渦中。

新居の購入、現居の売却と、

不動産仲介会社と毎日のようにやりとりがあります。

 

同じ営業の方がずっと担当についてくれていて、

彼を見るたび、彼の言動を目にするたび、

なんというか、

営業職に従事していたころの自分を思い出して、

感慨深いのです。

 

 

大手の不動産仲介会社なのでね、

私なんかよりもずっとずっと優秀な方だと思います。

いい大学を出た賢い方だと思います。

 

まだお若いので体力もあるのでしょう。

夜遅い時間にメールが来たり、

他にもお客さんがたくさんいるのだろうに、

『いつ休んでいるんだろう』と思います。

 

 

自分としてすごくいい案にまとめることができた!

という高いテンションでお客さんに持っていこうとしたら、

 

『そんなに急いでないから来週でいいです~。』

 

とか言われて

 

シュン・・・

そうか、こちらの熱を直でお客さんに持っていくのは

時として良くないのか

 

と学んだあの日。

 

 

笑って許してもらえた日もあり、

難しいお客さんに悪戦苦闘していたのに、

上司を連れて行っただけですんなり話が通った日もあり、

 

手戻りの少ない提案のやり方を学び、

プロっぽく見えるちょっとしたコツを学び、

理路整然としたものを求めている人には理路整然としたものを、

ノリを求めている人にはノリを、

 

ぶっちゃけているフリをしてぶっちゃけない

ということを覚えた日など、

 

日々実践の中で少しずつ、

仕事を任せてもらえる営業として

小さな成長を重ねていました。

 

広告代理店にいると、

 

「雑誌広告やりたいんですけど~。」

 

と唐突にお客さんに言われたりするんですが、

 

その広告の目的を整理すると、

そもそも雑誌広告が正解でない場合、

広告が正解でない場合、

もあったりして、

 

でも、その目的を整理してあげることが正解の場合もあれば、

欲しいもの(=雑誌広告)ズバリをかなえてあげることが正解の場合もあるし、

 

そのお客さんの状況や会社の立場なんかにもよって、

とるべき行動は様々なのです。

 

 

そんな成長の最中にいるであろう

若い営業マンを見ると、

いちいち感慨深い。

 

だからと言って気を使ったりもしないし、

こちらはただ天真爛漫にお客さんとして振舞えばいいのだということも

わかっているので、

だからどう、ということもないのだけど。

 

 

『いまここで揃っているべき書類と情報』を

こちらが言う前にベストなタイミングで

ベストな順番で提示してきたりされると、

 

「おお~・・・」

 

とひとり、無言で心の中で拍手をしてみたり、

バレないように観察しているのです。

 

 

いやでも、若い方たち(主語は大きいけども)

優秀だわ。

 

 

 

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