嗚呼ニッポン、遅れてるなと思った。

 

おはようございます。みゆきです。

 

相変わらずね、海外ドラマにハマッております、ウフ。

ランチ食べながらちびちび見たり、

夜中仕事が終わったあとにチビチビ見たりするのが楽しいんでございますのよ。

 

いま見ているのが、『ニューヨークガールズダイアリー』というドラマ。

大ヒットした『SEX AND THE CITY』の若い女性バージョンというか、

"chicf flick"的な、軽い感じに見れるドラマだと思って見始めました。

いや、まぁ、全体的に若さ漂うので、

確かに『軽く』見れるのですが、

とはいえアメリカの人種差別問題がいまどの程度なのか、

そんなものが垣間見えたりもします。

 

主役は20代の白人の女性。(ジェーン)

その親友ふたりのうち、ひとりが黒人と白人のミックス(キャット)、

もうひとりが白人女性(サットン)です。

 

ジェーンが仕事をクビになってしまい、

別の編集社の面接を受けた場面。

もうとにかく仕事が欲しいジェーン。

面接も好感触で、「イケル!」と思ったのですが、

結局その選考に落ちてしまいます。

 

その落ちた理由が、

その会社がダイバーシティのために、

別の人種の候補者をとりたかったから。

白人であるジェーンは、人種を理由に仕事に落ちたわけです。

 

そしてジェーンはそれを、

黒人の父親を持つキャットに愚痴ります。

 

「ダイバーシティの犠牲になったような感覚」と。

 

それに当然、キャットは怒るわけです。

白人であるジェーンにとって、

ダイバーシティや人種の問題はあくまで『他人事』なんです。

本来は白人社会が作った白人の問題であるにも関わらず、

そのことを理解していないジェーンに、キャットは怒ります。

 

最終的にジェーンがこう言います。

 

「ただ私は、自分のコントロールできないことによって

不利益を被ってることにイライラしてるの。」

 

そして黒人ミックスのキャットはこう返します。

 

「それが有色人種の日常なんだよ。」

こんな複雑なことを、オシャレ大好き、

恋愛が大きな関心事である層に向けたドラマで描くって、

アメリカ、頑張ってるなと、思いました。

 

本でもなく、Youtubeでもなく、

全国放送のテレビでこんな番組が放送されているというところが、

アメリカが今どんな状態であるか、

少し垣間見えるのかなと。

もちろん、私はあくまで日本人として日本に暮らしているので、

私には見えない部分も大いにあるのでしょうけど。

 

対してニッポン。

『逃げ恥』が放送されたことに希望を感じましたが、

まだまだな部分も見えてガッカリしたり。

 

先日Twitterで見かけた、

『フェミニストあるある』という動画を上げている

女性Youtuberさん。

 

フェミニストはいちいち発狂するとか、

空の色にさえ文句を言うとか、

最後まで見ませんでしたが、

若い女性が、再生回数を稼ぐために、

『フェミニスト』をヘイトの対象として選んだことに、

少なからずショックを受けました。

 

私も、若い時には、男性と一緒に

例えばオバチャンを笑ったりしたような気もします。

男性に認められたり、男性に受けたりすると、

誇らしい気持ちになりました。

女性に褒められても、男性に認められるほどの快感は得られませんでした。

 

歳を重ね、その理由とからくりを学び、

我が身を振り返り、私はフェミニストになりました。

 

その理由とからくりを知らなければ、

むしろこんなに憤ったり悲しくなったりせずに済んだのですが、

とはいえやっぱり、知る前に戻ることもできないし、

戻りたいかと問われたらやっぱり私は戻りたくはありません。

 

自分以外の若い人たちが、私が経験したような理不尽を経験しなくて済むよう、

できることはしたいなと、思っています。

 

 

で、最終的にジェーンがどうしたかと言うと、

ロゼワインを持って、

キャットに謝りに行きました。

 

ロゼですよ、ロゼ。

赤でも白でもない、ロゼです。

く~っっっ!

 

 

 

 

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