おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
『Neutral』で、スカートやワンピースも取り扱うことにしました。
こんなブランドと、現在調整中です。
きれー。
記者さんと話していて、自分の中でこの結論に至りました。
いま書いてしまうと簡単なのですが、それまで自分の中でなんとなく腹落ちしなかったというか。
当初の『Neutral』のコンセプトとしては、
男の子も女の子もどちらも着れる子供服、ということでした。
ズボンを履く女の子は普通にいるけど、スカートを履く男の子は滅多にいないから、
だからスカートは扱っていませんでした。
でも、海外(主にヨーロッパ)でジェンダー・ニュートラルを謳う子供服ブランドは、
普通にスカートやワンピースも作っているんです。
スカートに必要以上に意味を見出していたのは、誰でもない、私だったんです。
スカートはスカート、以上。
『スカートは女の子のもの』と決めつけていたのは、私でした。
確かに数はすごく少ないかもしれませんが、スカートが履きたい男の子もいるかもしれません。
だから、GIRLSカテゴリーの中にスカートを置くのではなく、
『スカート』というカテゴリーを作ればいいだけのこと。
結果的に女の子のために売れていくとしても、それはそれでいいんだと、
やっと納得がいきました。
ずっと昔から、女性が男性の文化(ファッション、小説、暗黙の了解など)を受け入れて、
それに順応していく習慣はありました。
だから女性はズボンも履くし、男性作家が書いた小説を自然に読み感動し、男性が主人公の映画に入り込めるし、会社員として24時間働くことを当然と思ったりします。
男性はスカートは履かないし、女性作家の小説を読む人は比較的少ないし、女性が主人公の映画に自分を投影させることはできないし、女性の仕事とされてきた家事労働をすることに抵抗を感じます。
前にも書きましたが、確か新橋辺りで見かけた若いカップルが、
男女両方とも、頭にフリルのカチューシャを着けていて、
「そういうことだよな」
と思いました。
好きな人が好きな格好をして、それを回りが何とも思わない、
もしくは思ったとしても気にしなくていい、そうなればいいだけのこと。
女の子が『女の子らしい』フリフリを着たいなら着ればいいし、
男の子が『男の子らしい』マッチョな服を着たいなら着ればいい。
逆でもいいし、もうとにかくなんでもいいんですよね。
なんていうかさ~、ホント、頭が固いんですよね~、私。
理屈っぽいというか、偏屈というか、言葉尻にこだわったり、『平等』や『公平』に過敏に反応したり。
この『平等バカ』っぷり。
自分でもよく、実によく、持て余しますwww
もういいんです、だから。(←なにがいいんだww?)
多分相変わらず、このブログで小難しい屁理屈をコネコネするとは思いますが、
『かわいい』と純粋に思う子供服を仕入れて、ご紹介する、以上。
これを心に留めて精進します。
このブログはね、私の物だもんね、たまには許してください。
元来の『女性の役割』の中で心地いい人はそれで大いに結構だし、それも普通に認められ、評価されるべきです。
しかしそうでない私のような人は、いま少し、なんだか息苦しさとか憤りとかを抱えることになっています。
でも、そんな人たちが、それぞれの現場で地道に頑張っていることも知りました。
ドイツでは、2005年から現メルケル首相(ドイツ史上初の女性首相)が国のトップに立っています。
女性だろうが男性だろうが、長く安定した政権を続けるのはきっとすごいことです。
12歳の男の子から質問の手紙が来たそうです。
14年続く政権ですから、彼が生まれたときからずっと女性首相だったんですね。
『男の子でも首相になれますか?』
全方位に偏りながら、最終的に『Neutral』なところへ落ち着くんじゃないかな、と私は思います。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。