おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
私自身が小さいころ、
しっくりこなかった親の言葉ナンバーワンはこれです。
「私たちが子供のころは親に口答えするなんて考えられなかったんだよ。」
いまでも思います。
「だから?」って。
当時は両親も、まだ彼らの子育てを確立している最中だったのでしょうか。
いつからか、これも言わなくなったと気付きました。
子育ての話だけではないんですが、
何かをしてください、と頼まれる時、定められる時、人は、
その理由を言われるだけで、随分と心の抵抗が少なくなります。
例えば毎年毎年、なぜか手書きで同じことを書かされる保育園の書類。
発熱時などの連絡先、かかりつけの病院など、
毎年同じことを手書きで提出するとき、
せめて理由を添えてくれたらな、といつも思います。
どちらにしてもやるんです。
でも、
『昨年と同じかどうか、を確認して、
昨年の用紙をそのまま使う方、使わない方、と仕分けする手間より、
再度全員分の用紙を回収させていただいたほうが、
保育士の作業時間が短縮できるのです。
お手数ですが再度記入してください。』
と言われたら、
『電子化は・・・?』
と一瞬思ったとしても、
『うむ、仕方なし。』
と思って快く協力できます。
同じように子供だって、
最終的な理由を、説明して欲しいんじゃないか、と思うんですよね。
今はまだ小さいので、その意味がよくわからなくても、
わかる時が来たら儲けもん、くらいなもんですが。
先日、テレビの前のコーヒーテーブルに、顔をくっつけるような位置に座って、
長男がテレビを見ていました。
テーブルの縁が、ちょうど目の高さ。
そしてなぜかそんな長男にちょっかいを出した次男。
後ろから長男の頭を叩き、長男は目尻の辺りをテーブルの角にぶつけ、
血が出ました。
その瞬間長男が、
「目が~!目が~!!!」
と叫んで泣いたので、かなり慌てました。
見ると目尻が少し切れていただけだったので安心しましたが、
眼球にイッていたらと思うと背筋がゾッとします。
私たちの慌てぶりに、次男(3)もちょっとひきつった顔になり、
その状況に怯えて泣きました。
まず、ケガが大したことなくて、よかった。ホッ・・・
次に、最後までやり返さなかった長男は、さすがに偉い。すごい。
誇りに思う。
泣く長男に、何度も伝えました。
そして次男。
夫と私で、静かに、抱っこしながら、伝えました。
まず、私たちにとって、長男クンはとても大事な宝物であること。
そんな長男クンが傷つくのは、パパもママも、とてもイヤだということ。
そして、長男クンと同じくらい、次男クンが大事な宝物であること。
そんな大事な次男クンにも、長男クンを傷つけてイヤな思いを、して欲しくないこと。
さすがにこの時は次男も、
その場の空気にヤバさを感じ取ったのか、
ショボン・・・
という感じになりました。
「ちゃんと長男クンに謝ろうか。」
と言うと、
「ごめんね!」
「いいよ!」
子供が危ないことをしたら叱りますが、
なぜ危ないことをしたらいけないのか、
そこまで理由をちゃんと言わないと、わからないだろうな、
と思うんです。
私も夫も、それをちゃんと親に言われたことはなく、
それはいつまで経っても言葉にならず、
ただのモワモワしたイメージのまま、存在しただけです。
もちろん、ちゃんと伝わってはいたのですがね。
「危ないでしょうっっ!!!」
のその先の理由、
私は母の口から聞きたかったです。
5歳と3歳になって、ふたりで遊ぶことがどんどん増えてきました。
公園でキックボードとストライダーで一緒に走り回ったり、
一緒に虫を取ったり、
サッカーをしたり。
「子供ふたりだと大変だけど、一緒に遊んでくれるから楽な面もある。」
と先輩ママに言われ、
やっとそれを体感できるようになりましたが、
ここまでが・・・長かった・・・
ここからはもう、どんどんどんどん、彼らの世界が広がっていくんでしょう。
将来ふたりで飲みに行くくらいになって欲しいんですが、
そればっかりは相性ですからね、わからないですね。
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お忙しいところすみません。。
いつも応援ありがとうございます。
自分以上に頼りになる人、いますか?