おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
6歳と3歳の息子ふたりを育てています。
長男は赤ちゃんの時から、食べるのが大好きな子でした。
離乳食をガツガツ食べ、食べ物を散らかすということがなく、
野菜スティックすらがっついて食べていました。
(今はさすがに野菜スティックは食べない…)
当然の流れで長男は、料理に対する関心が高いです。
キッチンでいつも手伝いたがり、
当初は次男も一緒にやりたがるために、あまりやらせてあげられませんでした。
しかしやっと気づいた次男。
食べ物にも、料理にもあまり興味なかった。
今では、キッチンで手伝う長男と、リビングで遊ぶ次男、
ということが多いです。
毎朝の朝食で、長男に初めてフレンチトーストを作ってあげた日、
『なんだこの美味しい食べ物は!?』
と目を輝かせ、
その日以来自分で自分のフレンチトーストを毎朝作るようになりました。
(朝にフレンチトーストを食べるのは長男だけ。)
もうかれこれ…ふた月くらい、かな?
ボウルや菜箸、卵を自分でとりだし、
上手に卵を割り、
お砂糖は私が入れて、
自分で混ぜて、パンを浸して、
私が温めておいたフライパンに入れます。
ジュゥ~・・・
裏返したり、お皿に取り出したり、というマルチタスクは
まだ少ししかできませんが、
卵が垂れないように、
ボウルをフライパンに近づけて、
器用にやっています。
パンを小さく小さく千切ると美味しいらしく、
一口サイズのフレンチトーストをチマチマ作っています。
食べるのが好きだから、食べ物に興味があって(食べ物図鑑大好き!)、
作り方にも興味があって、試行錯誤をして実験して、
安全面だけ気を付けて、あとは好きなようにさせています。
最近気に入って、子供たちと見ているテレビがあるんです。
おそらく、海外のドキュメンタリーなどを翻訳して放送している感じ。
題材が毎回違って、動物系あり、子供系ありと、楽しいです。
その中で、
イギリスの子供たちが、
有名な雑誌の編集という仕事を体験する、
という特集を見ました。
イギリスのことは私はよく知りませんが、
曰く、社会にも、子供間にも『格差』があるとか。
親が裕福な子供と、そうでない親の子供とで、
『選択肢』に違いが出ると。
子供は身の回りにある選択肢から選びます。
そのプログラムを運営している人が言っていました。
親の職業や、親の身の回りにない選択肢は、
子供にとっても『ないもの』であることが多いそうです。
例えば、あまり裕福でない家庭の子供は、
そのプログラムがなければ、
『雑誌の編集』という仕事が選択肢にすらのぼらないと。
『雑誌の編集』という仕事自体が、
どうこうというよりもきっと、
『選択肢は無限にある』
ということを子供に体感してもらうためのプログラム
という感じでした。
当初、親が裕福で自信満々の子が横柄に振る舞い、わがままを言い、
貧しい家庭の子が「僕なんか」と言って縮こまる、
そんな感じだったのですが、
とても『頭の良い』女の子が、
『編集長』の任を与えられて、みんなをまとめようと頑張ります。
雑誌社に限らず、いろんな会社でこんな子供向けプログラムができたら
素晴らしいな、という見ごたえのある番組でした。
子供は身の回りにある選択肢から選ぶ。
子供に限らず大人も、なんでしょうが。
確かにな、と思います。
例えば私が動物学者で、
子供らがそんな私と一緒にアフリカで生まれ育っていたら、
「この子はなぜか、カメレオンが大好きなの。」
なんてなっていたかもしれない。
当たり前のようにいつもカメラで撮られているうちの子たちは、
カメラを自然に手に取るのかもしれない。
遺伝子と文化と、環境と。
親は子供に、いろんなものを渡していくんだろうな。
私は動物学者ではないし、夫もダンサーではないし、
ここはアフリカでもないし。
親としては、
自分に無理のない範囲でしか、
『環境』を用意してあげられないけども、
思いつく範囲で、
いろんな世界を見せてあげたいな。
どんな子に、
どんな人になるかな。
楽しみだな。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。