長男とコンサートへ行きます。次男がひらがなを覚え始めました。

 

おはようございます。

7歳と4歳の息子ふたりを育てています。

 

『子育て』って、どうしたって自分の経験が元になります。

他の人の話も聞くものの、やっぱり自分の経験の中にあることを

自然に思いつき、実践したくなるものです。

 

私は基本的にかなり放任されて育ちましたが、

自分から「やりたい」と言ったことは何でもやらせてくれました。

もちろんそこに、親の願望を含むフィルターがかかっていたことはわかります。

 

「やりたい」と言っても通信教育はお金がかかるとやらせてもらえず、

「やりたい」と言った空手、オルガン&エレクトーン、スイミングはやらせてもらいました。

結果、空手とスイミングは数年でやめ、エレクトーンを高校卒業まで続けました。

「留学したい」と言ったら留学させてくれました。

我ながらなんと言うか、親との距離感に満足していますし、

親には感謝しか感じませんし、

無鉄砲で向こう見ずで楽天的すぎるところは自分でもわかっているのですが、

運にも助けられて今結構幸福度高めです。

 

同じ家庭で育った4歳上の姉がいます。

今の彼女は幸せそうですが、本人は結構、親との関係に悩み、

戦い続けてきました。

「私よりみゆちゃんの育てられ方のほうがよかった。」

そう言います。

 

彼女が大人になってから、カウンセラーさんに勧められて親に書いた手紙を、

自分が息子からもらったと想像すると鳥肌が立ちます。

 

第一子だった彼女は、かなり気張って気負った両親のもと、

習い事、塾、通信教育、

物心つく前から親に与えられてきました。

そして彼女は、こう感じたんだそう。

 

『私は今のままでは不完全なんだ。』

(※すべての子供がこう感じるとは思いませんが、姉の場合。)

 

当時はもちろん幼くてそれを言葉にはできなかったらしいのですが、

そんな違和感をずっと抱えていたとか。

だから私が息子たちに習い事をさせようとすると、

「本人がやりたいって言ったの?」

と悲しい顔をするんです。

 

「みゆちゃんの子供だから強くは言えないけど、

本人が『やりたい』と言ったことだけをやらせてあげて欲しい。

その代わり『やりたい』と言ったらできる限り全力でサポートしてあげて欲しい。」

 

甥っ子たちの成長を見るためにアメリカから帰国して

拠点を日本に移した彼女がそう言いました。

学校から帰った長男が、チラシを私に見せて、

「これ、絶対行く。」

 

見ると、子供コンサートのチラシでした。

 

「何これ。行きたいの?」

「行きたい。絶対行きたい。」

 

断固として言うので、

何も聞かず申し込みました。

今度長男とコンサートデートしてきます。

途中で飽きたら、それはそれで別にいいし、

彼がやってみたいと思ったことで、できることなのであれば

無条件でやらせてあげたいなと。

 

 

次男は自転車に乗っている時によくお話してくれます。

 

「次男クン、ひらがな、やりたい。」

 

おお!そんなこと思ってたの?

やろう!やろう!

 

パパとお風呂に入って、

まずは体の部位の名前をとっかかりに、

 

「て」

「は」

「くび」

 

なんて覚えているようです。

 

お絵かき帳に、ちびた鉛筆で、

たどたどしく書かれるひらがなが、とにかく愛おしくて、

 

「できたじゃん!すごいじゃん!」

 

そう言う夫に見せる笑顔が、

命に溢れていて、神々しいです。

 

 

長男のお友達が美術館巡りをしていると聞いた時、

『うちの子にも何か文化活動?』

と焦る気持ちが湧きました。

 

でも待っていれば、彼らの心に勝手に

湧くべき衝動がちゃんと湧いていて、

それを表明する力も既に備わっているので、

サポートすればいいんだなと、

ベストだと思える環境だけ用意してあげて、

あとはサポートだけしてあげれば、

彼らの命が赴くままに、育っていくのだろうなと、思いました。

 

でもやっぱり、

小学生を超えてくるとそういうタイミングがどんどん増えてきます。

保育園のころとはまた、

仕事との両立の仕方が変わってきます。

 

どうだろうか、

仕事との両立だけで考えると、

3~5歳の保育園時がいちばん負担が少なかった、

かもしれません。

うーん・・・どうだろうな~・・・

「いってきまーす」とひとりで学校に行ってくれるラクさは大きいものの、

学校がまだまだ共働きに対応していない感があるので、

どうかな~・・・

 

 

 

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