【小1の壁】の原因は保育園にもあるのかもしれない

B!

 

おはようございます。みゆきです。

9歳と7歳の息子ふたりを育てています。

 

もうすぐ小4と小2の子供たち。

もうすっかり、小学校に慣れました。

 

誰がって、私が。

 

いわゆる【小1の壁】

私は長男が小学校に上がる際、既に完全在宅勤務の個人事業主でしたので、

本来の共働き家庭の【小1の壁】は越えずに来ましたが、

想像はつきます。

 

そんな小1の壁を解決するべく、

政府としても考えますよ、

そんなことを言っているとニュースになりました。

 

留守番の練習を呼びかける自治体が現れたり、

結局政府のやることは的外れなんだろうと思うのですが、

 

今日は私の思う【小1の壁】について。

 

小3長男が、ある日突然言います。

 

「ママー、

ペットボトル

輪ゴム

ピンポン玉

タコ糸

ビーズ

ちょうだい?」

 

 

はあああ??

 

 

我が家、あまりペットボトルを使いません。

唯一あるのが、私が隠れて飲むゼロコーラの

デカいペットボトル。

 

しかしそれでは大きすぎると言います。

 

しかしたまたまその日は

私が出かけた際に買った午後ティー500mlの

四角いペットボトルがあり、

ひとつめクリア。

 

輪ゴムは、ある。

輪ゴムは常日頃よく使う子持ち家庭。

処方薬なんかに使われている輪ゴムを

チマチマと貯めております。

2つ目クリア。よし。

 

3つ目に難関が。

でもピンポン玉、何年か前に買った気がする。

 

「多分あそこにある!」

 

と夫が下駄箱に入っていた

昔の公園おもちゃ袋の中をゴソゴソ探し、

 

あった!!!

 

オレンジのピンポン玉ゲット。

 

ふ~・・・なんとか3つ目クリア。

 

 

タコ糸?

 

タコ糸なんて、毛糸で代用できるんじゃない?

昔々、ベビー靴下なんか編んじゃったりして~っっ

と買ってあった綿毛糸が確かこの辺に・・・

 

あった。

 

4つ目クリア。

(※ベビー靴下なんか編んでない)

 

 

最後、ビーズ。

 

輪ゴムが通る穴の大きなビーズ。

どこかにあった気がするぞ。

家の中のどこかでいつか見た気がする。

あれ?でもあれ捨てちゃったんだっけ。

 

誰かにもらった工作的なやつについてない?

 

あ!ついてるけどこのビーズは穴がちっさい!

惜しい!

 

ビーズ・・・

1粒のビーズのためだけに100均行くの嫌だなあああああ・・・

 

同じマンションの〇〇ちゃんとか持ってそうだな~・・・

今度エレベーターで会ったら聞いてみよう。

会わなかったら諦めて100均行くか。

 

 

と、その日のうちに、エレベーターでたまたま〇〇ちゃんに遭遇。

 

「あ!〇〇ちゃん!!!

ビーズ、持ってない?

輪ゴムが通るようなビーズ。

1粒だけ必要なんだけど、持ってない?」

 

 

お母さんと一緒に習い事へ行く途中の〇〇ちゃん。

 

「これ?」

 

とポケットから、

まさにそのビーズとモールで作られた輪っかをとり出します。

 

「そう!それ!

あとで貰いに行ってもいい?

1粒で良いの。」

 

 

「・・・ていうかこれ、あげるよ~?」

 

 

「え!?いいの?

ありがとう!!!

すごい助かる!!!」

 

 

幸運の女神が微笑んでくれ、

その日のうちに4つ目もクリア。

 

長男は無事、

ペットボトルと輪ゴムとピンポン玉とタコ糸(毛糸)とビーズを持って、

学校へ行きました。

 

理科の授業で使ったそうで、

これを作って持って帰ってきました。

 

輪ゴムが元に戻る力を利用して

ピンポン玉が飛ぶという構造。

よくできています。

 

しかし、この彼の【学び】のために、

親が越えた小さいけど面倒なハードルが4つ。

借り物競争のように、次に何を持ってこいと言われるのか、

想像もつきません。

 

 

学校は、毎日がこういう感じ。

 

保育園との、管轄省庁の違いに

いつも思いが向かうのです。

 

 

ご存知、保育園は厚生労働省の管轄。

小学校は文部科学省です。

 

 

そうそう、そうだよね~まさに、

【労働のため】

大人が労働するために、

その間子供たちの保育を親の代わりにやりますよ、

というのが保育園。

 

一方の学校は、

【子供が学ぶ】を考えた施設です。

 

 

当たり前なんですがこの視点の違いが、

保育園→小学校

へあがる子供たちの親たちの

【小1の壁】でもあるんだよなと。

 

 

もちろん、保育園には何の文句もありません。

親の労働が滞りなく進むよう、

できるだけ親に負担をかけない方針、

すごく助かりました。

 

でもその分、小学校とのギャップに、

私はいちいち驚きました。

 

かと言って、そのギャップがないように

保育園もどんどんと親の領分を増やしてほしい

なんて言ってるわけでもなく、

 

まして小学校での親の負担を減らしてほしいと

ここで言ってるわけではないのです。

 

 

ただただ、担当省庁の違いによるそのギャップが、

【小1の壁】の一部なんだろうなと、

そう言ってるだけです。

 

 

【小1の壁】のメインのところはやっぱり、

長時間労働が問題なのだと思うので、

それこそ厚生労働省の管轄なんだよねと。

 

 

 

エレベーターで会って

快くビーズを譲ってくれた〇〇ちゃん、

会うたびにポケットやカバンに入っている雨やらキャラメルやらを

渡しています。

 

さて、次の借り物競争はいつ、何を持ってこいと言われるのか。

 

 

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