おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
5歳と3歳の息子ふたりを育てながら、共働きのお金、子育て、仕事などについて書いています。
長男はもうすぐ6歳になります。
ええ、想定よりも早かったです。
言いました。とうとう。
『ババア』
反抗期、思春期の代表的な言葉なのでしょうか。
もうひとつはアレか、
『うるせえ。』
か。
それは保育園から帰る時でした。
保育園を出たら、ほかのお友達のママが来て、
「さよーならー」
なんて言っていた時、
「おおぅっ!ババア!」
と言ったんですね~・・・
こわいですね~・・・
どこから仕入れたのかは、アニメなのか、お友達なのか。
遅かれ早かれ仕入れる言葉なのですが、
思っていたよりも口にするのは早かったです。
「え?いまなんつった?マジで?え?マジで?」
って反応しました。
バツの悪そうな顔をする長男。
そのまま自転車に乗り、
静かに言いました。
「使ってはいけない、失礼な言葉です。」
もう、「はい。」とかは言わない年齢ですが、
別に「はい。」と言わせることにはこだわっていません。
「はい。」と言うことと、
言われた内容を理解、納得しているかは別問題だから。
長男は何も言いませんが、相変わらずバツの悪そうな顔。
私にも、こういうの覚えあるな~
何かしてはいけないことをして怒られて、
子供にとってはそれは一大事で、
バツが悪くてカッコ悪くて、どうやって復活、復権しようか考えを巡らせるけど、
しょせん子供の頭なのでまた叱られたりして。
でもそうやって大きくなるしかないんだよな~。
使ってはいけない言葉にしても、
使ってみて、大人の反応を見て、
本当の意味を知ったり、
使っていい言葉なのかを実験しているだけなんだよな~。
新しい言葉をどんどん仕入れて、
友達と使って笑って、
大人相手に使ってみて、
実験の毎日だよね。
「その言葉は使ってはいけない。」
だけ言って、
黙って自転車を漕いでいたら、
後ろに乗る長男が言いました。
「長男クンは、いっぱい間違えて間違えて、
失敗して失敗して、
そ…そうやって…そうやって…
おと…おとなに、なっていくんだよ。」
「え?なんつった?すごくね?
ママ、そんなこと言った?
それとも長男クン自分でわかったの、それ?
すーごーくなーい???
ママ、超びっくりしたー。
長男クン、すごいじゃ~ん。
そうだよ、そう。
間違えても失敗してもいいの。
間違えないと、失敗しないと、わかんないもんね。
長男クン、すっげー!
ママだって、いまでも間違えちゃうもん。」
私が小さいころ、それを教えて欲しかったな、と心から思いました。
失敗すること、間違えることはとても恥ずかしいことでした。
お友達の前で、なんて『死ぬほど』の大問題でした。
大人にとっては大したことに思えなくても、
子供にとって大きな問題であれば、
大問題として扱って、
そして間違えて当然だということを教えて欲しかったです。
いま40代前半の私が育ったころは、
子供は子供扱い、半人前扱いされていました。
(うちだけ?)
確か姉は、
初潮が来たときに、
「お父さんには言わないでね。」
と母に言ったのに、
言ったそばから、姉のいる前で父に話し、
それを姉が咎めると、
母は「ごめーん。」と笑ったと。
私も、
「わたし、Aくんと、Bくんが好きなんだ。」
と母に言ったら、
その足で偶然会ったAくんのお母さんに、
「Aくんが好きなんですって~!」
と笑いながら話され、
すごく嫌でした。
甘やかすとか、
大人を舐めるとか、
人権とか、
そんな難しいこと、子供は考えないと思うんですよね。
私はただ、
『大人を信用しない。』
と認識しました。
だからできるだけ、
お友達の前で子供を叱らないようにもしています。
同僚の前で上司に叱られたら嫌だったし。
同じかな、と。
長男は比較的素直で、
言われた言葉のままに行動しますが、
次男はどうなることか。
ま、私も不完全だし、間違いながら失敗しながら行きます。
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いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
本当は不安でたまりません。