『一緒にご飯』の意味を知り、しみじみ

 

おはようございます。みゆきです。

11歳と8歳の息子ふたりを育てています。

 

我が家の朝ごはん(子供):

りんご(季節のフルーツ)

バナナ

牛乳

食パン1枚

 

学校で、朝ごはんを発表する、

みたいな授業内容があるらしく、

長男も次男も、

こう言われたそうです。

 

「全部デザートみたいだね。」

 

そう言われてみればそうかも。

でも私がフルーツ信者なので、

朝はモリモリとフルーツを主食にしたいのです。

 

大人の朝食はちなみに、

ヨーグルトにフルーツを入れたもの。

と言ってもボウルいっぱいなので

量はそれなりにあります。

 

とにかくフルーツを食べる機会が少ないのでね、

朝一にフルーツを食べたいし、食べさせたいのです。

 

一般的にやはり朝食は、

ご飯と味噌汁、とかが多いようですね。

 

私の母は料理が嫌いで苦手で、

でも今考えると、

嫌いで苦手なのに、

すごく頑張っていろいろ作ってくれたんだなと思います。

 

でも献立や栄養についてはシッチャカメッチャカでした。

 

朝食にラーメンやカレーとかも出てきたし、

揚げ物の頻度も高かったし。

 

でもまぁ思い返してもいつも、

私がご飯を食べているときは、

母や姉、父が一緒でした。

ひとりで食べるなんて、

実家にいた間はあまりなかったんじゃないかな。

 

今考えると父はあんまり残業する人じゃなかったらしく、

平日の夕食も大抵父を待って4人で一緒に食べていました。

 

みんなで『いただきます』をして、

『おいしいおいしい』と食べて、

みんなで片付けて、みんなでくつろいで。

 

それが私にとっては『当たり前の食事風景』で、

夫と結婚して、子供が生まれて、

子供たちがひとりで食べられるようになってもやっぱり、

子供だけでご飯を食べさせたり、

ひとりで食べさせたりというのはなんというか、

無性に、抵抗がありました。

一方の夫はむしろ、

ご両親がずっと商売をやっていたので、

物心ついてからずっと、ご飯はひとり、もしくはお姉さんと食べていたと。

 

だから、自分の子供たちにも、

『勝手にひとりで食べさせれば?』

とさらっとした感じ。

 

 

・・・この感じ、なんだろう?

なんで私はこんなに、『一緒にご飯』にこだわるんだろう。

 

 

たまたま読んだ、

『思春期息子』の本に、書いてあったんですよ。

 

子供は、繰り返し家族と一緒に食事をすることで、

自分の居場所、安全で、歓迎されている居場所があると

繰り返し認識することができます。

その安心感が、その後のセルフコントロールなどに

欠かせない感覚となります。

 

正確な文章じゃないですが、

内容としては合ってるはず。

 

 

 

夫がこの本を読みながら、言いました。

 

「そういえばオレ、

ご飯はほとんどずっとひとりだった。

そうか、そういうことか・・・」

 

 

彼なりにどこか、何かを納得したのか、

それはわかりませんが、

やっぱり思ったんでしょう。

 

『一緒にご飯』には意味があるって。

 

 

週末は、夫の誕生日が近いので、

バースデーディナーにしました。

 

ハンバーグを作り、

丸々1本買ってきたフランスパンを4人で取り合い、

あっという間に食い尽くし、

『うまいうまい』と言い、

子供たちはよくわからないゲームかアニメの話でぎゃーぎゃーと騒ぎ、

 

「ちょっと次男クン、布巾持ってきて。」

 

と布巾で手を拭きながら、

『うまいうまい』

 

 

デザートのアイスを食べようと冷凍庫を開けようとする夫に、

 

「ケーキあるよ!忘れちゃった?」

 

と言うと、

 

「あ、そうだった、そうだった。

ケーキがあるんだった~。」

 

と楽しそうに食卓に戻り、

 

4つ買ったカットケーキを順番に選びました。

 

「お誕生日のパパがいちばんだよ!」

 

と子供たちを制し、

普段は食べない(高いから!)ケーキ屋さんのケーキを

4人でまた

『うまいうまい』と食べました。

 

 

これを、

『当たり前の食卓』として

子供たちの中に何度も何度も、

何度も何度も積み重ねて刷り込んで、

彼らの幸福の、

土台の一部となってくれたら。

 

ごちそうさまでした。

 

 

 

#食卓

 

#今日のご飯

 

#子育て

 

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自分以上に頼りになる人、いますか?

コメント一覧
  1. みゆきさんこんにちは。
    すごく久しぶりにコメントさせていただきます。

    こどもたちも大きくなり(18歳長男・13歳長女)、私自身も管理職となった今でも「こどもたちだけで食事をしない。かならず父親か母親と一緒に食事する。」ということは守っています。私が働き続けるうえで守っているルールです。(夫も私も深夜までの残業が当たり前の職場ですが、必ずどちらかが帰るようにしています)
    こどもたちの年齢から考えると、物理的には自分だけでも食事は可能なんですが、なぜかそこは絶対に譲れないとこで・・・。自分でもなんでかはっきりわからなかったのですが、みゆきさんの言葉で腑に落ちました!
    長男はメンタルに問題を抱えていることもあり、無意識のうちに「居場所」を大事にしていたんだと思います。
    はっきりわからない自分のこだわり(?)を言語化していただきありがとうございます!

    • ゆうさん、久しぶりのコメントありがとうございます!
      私も自分の経験として覚えているのですが、
      思春期になると、子供の心はどんどんと外へ向いて行くんですよね。
      親のこと、家のことなんて、どんどん興味なくなっていくんです。
      でも、外へ出れば出るだけ傷つくこと、失敗することも増えてきて、でもそのたびに家に帰って泣いて、
      「ごはんよー。」という母の声に、無意識に安全な居場所を見つけて、
      ご飯を食べて、いつもの母の言動に安心して、なんとなく元気を取り戻して、そしてまた外へ向かっていくんです。
      ひとりでも安全な居場所を見つけられるほどに強く大人になるまでは、
      人にはやっぱりその『ご飯』が必要なのだと思います。
      毎日毎日うるさいけど、静かにご飯が食べたいけど、ゆうさんや旦那さんと同じように私もまた、
      子供らと一緒にご飯を食べて行こうと思っています。

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