こういう『隙』を縫っていくものなのかな

 

おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

 

先週日曜日は、都議会議員選挙の投票日でした。

今回は期日前投票へは行かず、

当日長男と行きました。

(別で夫が次男と)

 

告示日から夫と、

車中や食卓で、

 

「だれに投票する?」

 

と話しました。

 

私と夫では政治的な方向性は違うので意見は食い違います。

でもそれでいいのです。

(ケンカに発展する可能性はありますが…)

それぞれがそれぞれの価値観で投票する人を選び、

それを『普通のこと』として食卓で話すという『文化』を、

子供たちに残したいと思っています。

 

私が子供のころ、

母が投票に行った記憶はありません。

 

父だけひとりで行っていたことはあったような。

でも政治の話はお金の話と同じで、

どこか『汚い』というか、

日常生活とは別の次元にあり、

かつ子供や母親や家族とは別世界の話、

という印象がありました。

 

 

いやいやでもさ、実際自分が投票に行くようになってみると、

選挙や政治って、

むちゃくちゃ生活じゃん。

生活以外の何物でもないじゃん。

 

「学校がもっとこんな風になったらいいのにな、とか、

道路がもっとこうだったらいいのに、とか、

公園がもっとこうだったらとか、

そういうのをみんなの代わりに話し合って決めてくれる人を選ぶんだよ。」

 

子供たちに話して聞かせました。

ふたりとも「ふーん」て感じですが、

政治=生活であるということを刷り込みたいです。

 

 

今回、いまいちの投票率だったようですね。

というのも多分ですが、大きな『争点』がなかったというか。

 

オリンピック賛成/反対

コロナ対策

 

主だった『論点』と言えばその辺りですが、

都議会でどう、ってものでもないためか、

投票率は過去2番目の低さだったとか。

 

しかしひとつ良いことが。

 

女性議員が過去最多の41人。

全127議席のうち32%が女性議員という結果に。

 

よきよき。

 

こういう『隙』のあるときに、

地道に女性の数を増やしておくことなのかもしれないなと、

今回思いました。

 

 

例えばジェンダーギャップ指数11年連続1位のアイスランド。

なんでこんなに女性の地位が高いかというと、

『ヴァイキング』という文化のせい(おかげ)だといわれていますよね。

 

アイスランドも日本と同じ島国。

周りを海に囲まれていて、男性たちは漁や『ヴァイキング活動』で留守がちだったとか。

そうなると国に残る女性が社会を回す必要があり、

その必要に駆られて社会の重要な役割を女性が担うようになったようです。

 

 

今回の選挙は『必要に駆られて』というよりも、

『特に投票した人いないしな~・・・』

という感じかもしれませんし、

そういう話ではないかもしれませんがとにかく、

 

女性が過去最大人数立候補し、

過去最多の議席をとったと、それだけでとにかく良いことだと思います。

 

『女性なら何でもいいんかい。』

 

と思う人もいるかと思いますが、

 

今がまさに、『男性なら何でもいい』状態なわけなので、

優秀な人が性別にかかわらず社会の中でしかるべき地位に就くまでには、

『女性ならなんでもいい』が通過点になるわけです。

 

 

わかりませんよ、ただの私の感覚ですが、

年々、年々、投票所で見かける人たちの年齢層は下がっているように思えます。

 

当初はもう、ほんとに、ほんとーに、

ほぼお年寄りでした。

こんなにお年寄りいるんだ、ってくらいに、

そして

同世代どこ隠れた!

ってくらいに、

 

おじーちゃん、おばーちゃんしかいませんでしたが、

最近は逆にほぼ同世代、

に私には見えます。

 

かといって年代別投票率は相変わらずですが。

 

もう10年後には息子と一緒に投票ですよ。

一緒に初投票、楽しみです。

 

 

 

 

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