液体ミルク、ミルクウォーマー、紙おむつ・・・便利さと表裏一体のものって何?

 

おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

 

Twitterで見たコレ。

7年前に欲しかったな~・・・

 

 

それとこれも。

 

 

↑の『アタッチメント』が重要ですよね。

この缶とアタッチメントと、ウォーマーを持っていけば、

外出先でそのまま赤ちゃんにミルクをあげられちゃいます。

 

私がミルク育児をしていた7年ほど前と4年前は

こういうものはなかったので、

保温ポットに熱湯を入れて、

スティックタイプのミルクとペットボトルに入れた真水と

哺乳瓶を持って、

 

外出先で、哺乳瓶に粉ミルクを入れて、

熱湯を少しだけ入れて粉を溶かして、

真水を足してミルクを作っていました。

 

いやいや便利になりました。素晴らしい。

ホント7年前にあったらよかったな~

育児

 

長男が生まれて実母が手伝いに来てくれて、

当たり前のように紙おむつを使う私に母が言いました。

 

「便利になったわね~・・・」

 

母の次女である私が生まれたのは1977年。

母は当然のように布おむつを使っていて、

手洗いしていた時代です。

母の世代はまだ、その『手間』を礼賛します。

 

孫を見ながら、紙おむつで省いた手間に後ろ髪を引かれているのが

わかりました。

 

技術が進み、紙おむつがいまのものに近くなり、

液体ミルクの使用が浸透しているのと同じように、

紙おむつの使用が浸透してきたようです。

 

1989年で、『布おむつVS紙おむつ』で、

紙おむつ使用が59%だったとか

 

技術の問題もありますが、

子育てする人の心の問題もありますよね。

 

そんなに『手抜き』していいのかな。

『手間暇→愛情』

という図式は、人間の心理としては抗いがたいものだと思うので、

どうしても抵抗があるときもあり、人もいます。

 

その程度の問題なのですが、

例えばいま、2021年のいま、

液体ミルクにまだ抵抗を感じる人もいるかもしれません。

でも、私が抵抗を感じないのは多分、

同じように「便利!」と喜んで使うと言う人が増えてきたからなのでしょう。

 

10年前ならまだ、

液体ミルクも受け入れられなかった、かもしれません。

 

実際に子育てしている私に言わせると、

液体ミルクにしたからと言って、

子育てにおいて省ける手間なんて全体の何%にも満たないし、

『痛みや苦しみや手間ひまを惜しむべからず』

という呪いでしょ。

という感じです。

 

しかし、しかしですね。

文明の利器によって手間暇が省かれると、

同時に起こることもあるのです。

 

それが、

手間暇を省いたからには、

質が向上していないといけない、

という新たな呪いです。

家電の発達にも同じことが言えます。

冷蔵庫、掃除機や洗濯機を始め、

家電の進歩で、

家事の業務の一部は『ボタンを押す』になりました。

 

洗濯板で服を洗っていた時代に比べたら、

洗濯機と乾燥機に入れてボタンを押すだけで衣類がきれいになるなんて、

なんてラクチン。

 

でも同時に起こったのは、

人々が求める衣類の清潔度合いが上がったこと。

 

洗濯板の時代の人は、

毎日服を変えたりしませんでした。

汚れがきれいに落ちなくても、そのまま着ていました。

 

もちろん、衛生的にはいまのほうがよろしいのだと思うんですが、

いまの衣類って、

すべて新品同様にきれいじゃないと許されませんよね。

もはや汚れを落とすだけでは飽き足らず、

除菌、抗菌まで。

その上で柔らかく、そしていい匂いにするまでが洗濯です。

 

洗濯機や乾燥機の発達で洗濯はラクになりながら、

同時に、

『洗濯という家事の質』も、どんどん向上する運命にあります。

 

液体ミルクや紙おむつで、

従来の手間暇から開放された今の世代の親が、

子供や子育てに求める質も、

おそらく昔と比べてどんどん上がっていると思います。

そしてそれが、『良いこと』だと無条件に思ってもいます。

 

私ももちろん、

変わるべくして変わった子育ての常識もたくさんあると思うのですが、

とはいえ、

バランスを見てやっていきたいなと思うわけです。

子供たちにはよりよい人生を送って欲しいけど、

『ここからは自分でなんとかしてね』

という範囲も存分に残していかないとね、

ホラ、元来私はズボラでガサツなので、

疲れちゃうんですよね・・・

 

子供の未来にも大いに関心がありますが、

自分の未来も同じくらい大切なのでね。

 

 

 

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