おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
息子ふたりを育てながら、フリーランスで働いております。
先日夫と、『選択的夫婦別性』の話になりました。
意外な反応でした。
私「選択的夫婦別性ができるようになったら、私は元の姓に戻す。」
夫「いいんじゃない?好きにしたら?」
てっきり抵抗するかと思ったのですが、特にこだわりなかったようです。
どうですか?
選択的夫婦別性が制度として採用されたら、
あなたは姓を戻しますか?それとも戻しませんか?
既に結婚していて、夫の姓を名乗っている人、妻の姓を名乗っている人。
これから結婚する人。
既にどちらかの姓を名乗っている子供がいる人、いない人。
様々ですよね。
だからこその、『選択的』。
選べるというのが、時代の流れ、ですかね。
その人の状況や、仕事によっては、『夫婦同姓』を強制されることによって実害のある人もいるでしょう。
私は冒頭でも夫と話した通り、
面倒な手続きがあったとしても、旧姓に戻したいです。
なんというか、結婚したのも遅かったからか、
旧姓に対する愛着、でしょうか。
今の姓になんのネガティブな思いもありませんが、
旧姓で仕事をした年数が長かったからか、
今後も旧姓で仕事をしたいと感じ、
旧姓で死にたいと感じます。
いまは、メールの署名や名乗る際には旧姓を使います。
戸籍名でないと話が進まない時にだけ、戸籍名を使います。
多少煩雑ですが、それでも旧姓を使いたいと感じます。
我が家は今既に子供がいて、子供は夫の姓を名乗っていますが、
私が旧姓に戻っても、
子供については、これから姓が変わるのも負担だと思うので、
夫の姓のままでいいんじゃない?って感じです。
生まれる前だったとしたら、どうでしょうか。
私は別に、子供に自分の姓にして欲しいという思いはないので、
夫次第でしょうか。
でも、祖父母たちにしたら、
「え・・・?別性???」
と思う人も多いんでしょうか。
良い、悪いの基準も、時代によって変わってくるんでしょうか。
『夫婦別性』もそうですが、
自分にしても他人にしても、『固定概念』てあるな、と感じることがよくあります。
少し話が飛ぶような『例』なのですが、
『固定概念』をひっくり返されて、びっくりして、
それまで興味がなかった世界に興味を持つようになったことがあります。
じゃんけんで負けて蛍に生まれたの
有名な句なので、ご存知の方もいるかもしれません。
池田澄子さんという方が詠んだ句です。
俳句なんてまったく興味なくて、
でもある日何かの本で見て、
え・・・?
じゃんけんで・・・?
負けて・・・
それで
蛍に・・・?
生まれたの・・・?
え???
ってなって、
薄い句集を買いました。
蛍の句が代表作ですが、こんなのも好きです。
恋文の起承転転さくらんぼ
起承転結ではなく、転転。
そして、ダメ押しのさくらんぼ。
いや~、自由!
口紅つかう気力体力 寒いわ
・・・寒いわ・・・って・・・
・・・寒いよね~、みたいな。よくわかりませんが(笑)
この句はですね、『気力体力』の後に、
『ン』を入れて読んでね、というご本人のコメントがあります。
「五七五という音調は、ひたすら信じて身を委ねていると、
余りの安心のせいで、ずんずん流れていってしまう。
だから時に抵抗したくなる。」
だそうです。
青草をなるべく踏まぬように踏む
・・・踏むんかいっ!
ひたすら信じて身を委ねる時もあり、
たまに流れの中で立ち止まって見るもよし。
俳句はまっっったく詳しくないですが、
この句集はたま~にめくって、
ひとりクスクス笑ったりしています。
『姓が違っても家族』
遅いような、早いような時代の流れの中で、
私の、生まれ持った名前に対する『愛着』を認めてもらえたら、
私は嬉しいな、と思います。
どうですか?
あたなは、戻しますか?戻しませんか?
その選択を、個人に迫るということも、時代の流れ、なんでしょうか。
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いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
本当は不安でたまりません。