「それ古くないすか?」と言われた~『議員定年制』を考えた

 

おはようございます。みゆきです。

 

自民党は、衆議院選挙の比例区には73歳以上の候補者を認めない、

『73歳定年制』を設けているそうで、

そのルールを撤廃しようと高齢の議員が言い、

「いやいやこのルールはちゃんと守ってよ」と若手が言ったと、

そんなやりとりがあるそうです。

 

ベテラン議員の言い分としては、

 

  1. 経験を積めば積むほど効率的に仕事が進められる(若いときには遠慮があったりもしたけど)
  2. やればやるほどすべきことが見つかる
  3. 途中で放り出すわけにも行かない

 

 

ちなみに私は、

この『定年制』には大賛成で、

73歳と言わず少しずつ下げていって欲しいと思います。

いまであれば、そうだな…

65歳位が妥当なところじゃないでしょうか。

 

もちろん、経験豊富な世代ができることもまだまだたくさんあると思います。

だからこれは、議員の定年であって、

中央通りを若者に譲るというだけであって、

70代、80代にできることは、隣の無数にある脇道に

星の数ほどあると思うのです。

 

私自身は40代なので、社会全体で見るとまだ『現役世代』ですが、

『退くべき』だと感じたこと、感じた世界もあります。

 

前職の広告代理店時代。

30代前半から働いていた会社でした。

新しい製品や新しい価値観をプロモーションしたい企業の『代理』をするのが仕事でした。

 

新しい媒体、新しい広告手法、生まれては消え、

というのを見てきました。

40代になり、ひと通り経験して、

確かなにかの大きな研修で、SNSに関する話だったと思うのですが、

「ふむふむ、へー・・・」

と思って聞いていると、

 

20代のクリエイティブ部署の、

真っ赤なワイドパンツを履いた男性の若者が、こう言いました。

 

「いま、SNSで”拡散”とかって古くないすか?」

 

40代オーバーが主に発言していた場に、

急に20代の未知の感性を放り込まれて、

私はハッ!としました。

 

そういう前提で始まった研修だったので、

言われるまで考えもしませんでしたが、

Facebookが浸透し始める前にFacebookで仕掛けることを目指していたなら、

もはや『SNSで拡散』という概念は『古い』という彼の意見が、

『時代』なのだと、

思いました。

 

彼の尖った、でも鋭い感性を

なんとなく良い感じにしてお客さんに提供することすら、

もう30代の仕事であって、

40代はそこすら譲るべきだなと、

思いました。

 

もちろん40代には、30代や20代ではできないことがたくさんあり、

50代にも60代にも、70代にもあると思います。

でもやっぱり、

『これから国がどの方向を向くべきか』

国の未来を話し合ったり決めたりするのが

議員さんででしょ?

 

それならそこは、少なくとも70代ではないんじゃないかと、

私は思います。

 

だってさ、

自分はあと何年住むかわからないおうちのリフォームなんて、

なんかやる気でなくないですか?

それなら、大まかな方向性や間取りは、

今後50年、60年と住む予定の人に任せて、

ベテランは細かいけど大事な玄関の段差の高さとか、

二重窓とか、そういうところをしっかりやればいいんじゃないですかね?

 

例えばこれから結婚する孫の家の、

子供部屋をどこに、いくつ、どんな広さで作るか、

そんな『未来』を左右することを、

70代のおじーちゃんに決めてもらうって、

なんか違和感あります。

 

「TikTokってなに?もう意味が分かんない…」

私がそう感じるように、

 

いまの70代に、

いまの20代、30代の望む働き方や家族や幸せなんて、

描けないんじゃないかな。

 

今年2021年の夏には、

衆議院議員選挙がある予定です。

ワクワクします。

 

 

 

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