おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
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先日の自分の記事で書いた話を、夫にもしてみました。
私「その人はね、妻がいて、娘さん3人育てて初めて気づいたんだって」
夫「娘3人育ててやっと女性を理解できたんだね・・・」
いやいや、違うから。
『女性を理解する』という概念から、違うから。
女性である前に私も、ほかの女性もみんな、あなたと同じ人間であること、
あなたが嫌なことは私だって嫌であり、
結局最後は許してくれる、というのはただ押し付けられた役回りであること。
まだ夫は、よくわかってはいないようでした。
『娘を育てる』ってそういうことなのだと、思いました。
私は娘を育てたことはないし、これからも育てることはありません。
夫も結局は息子ばかりを育てることになり、対息子に関しては、ジェンダー・バイアスがどんどん薄まってきています。
つい先日も、息子にこう言っていました。
「好きな人には優しくしないと、好きになってもらえないよ。相手が男の子でも女の子でも、みんな同じ。」
夫はずいぶんと、変わってきてくれました。
夫として、父として、パートナーとして、本来の素直さによって、何度も脱皮をしています。
『手伝う』という感覚からも脱しているし、子供に『向き合う』覚悟も感じられます。
まぁただし、最後の最後まで、朝起きれないことだけが、残ります。
いや、わかるよ。すご~く、すご~くわかります、彼の気持ち。
朝起きたくもないのに起きなければいけないことの苦痛って、その瞬間の苦痛って、どんだけ大人になっても相当なものです。
しかしもう私にとっては、『仕方ない』、ただそれだけです。
子供たちにとっては、朝7時はギンギン活動タイムであること。
子供の健康な発育にとっては、早寝早起きが最善であること。
私も子供のころ親を起こしていたので、彼らの気持ちもよくわかります。
だから毎朝、ベッドから少しずつ体を引きはがすように、でも隙あらば1秒でも長くとどまれるように、でも子供にまた急かされて、最後の一片を「えいっ」と引きちぎるように起きています。
私が寝るのは毎晩大体、1:30amころ、かな。
いつもなんやかんやと遅くなってしまいます。
そして起こされるのは・・・7:00am、7:30am とか、でしょうか。
当初は子供に、
「パパ起こしてきてー」
とお願いしていたのですが、なんせパパは起きないので、このごろは2歳児さえも嫌がって起こしてくれません。
「お願いだから、私の気持ちを想像してみてください」
と夫に言ってみました。
以前もSE(システムエンジニア)である夫に使ったたとえ話ですが、
「きみときみ、ふたりがこのプロジェクトのリーダーです。」
と任命されて、一方がさぼっていたり、自分ばかりが大変な役回りをやるはめになっていたらどう思うか。
それを想像してみて欲しい、と頼んでいます。
『朝、好きなタイミングで起きたい』
誰しもが思う、根源的な欲求です。
「おーきーてー」
と怒る子供たちに、夫は
「まだ寝てろ!」
と怒ります。
怒って寝るわけ、ないっしょ。一度完全に目を覚ました子供がさ。
で、私が子供がかわいそうで起きて、夫は私が起こすまで寝てる、という毎朝の儀式です。
これでも以前に比べたら、ずいぶんマシなのですが、あるパパさんのブログで、
『毎朝みんなで一緒に起きて、朝ごはんを食べて・・・』
というフレーズを読んで、羨ましすぎて涙が出ました。
好きなタイミングまで寝ていられたら、どれだけ気持ちいいか。
それが叶わないいま、一緒に寝てる大人が一緒に起きてくれたら、その苦痛をどれだけ笑い飛ばせるか。
そして朝のバタバタに、どれだけ余裕が生まれるか。
・・・と思うと彼は、ベッドから起きてきて、リビングの床で寝てしまいます。
この場合の「いいじゃん、たまには」「いいじゃん、それくらい」が良くない理由は、以前も書きました。
でもそれにも増して、寝たい、眠いという気持ちは、すごくよくわかります。
でも一緒に起きて欲しい。
この攻防はかれこれ5年?それくらい続いています。
もういい加減私も疲れましたが、でも毎朝のように、私の中にちょっとしたモヤがかかります。
以前、誰だか忘れてしまったのですが、離婚した男性の芸人さんがテレビで言っていました。
「朝は眠い。寝たい。
だから俺は、子供や奥さんと同じ時間に起きて、同じ時間を生きることを選べなかった。
いまそれを失ってみて、なんでそんな簡単なことできなかったのか、しなかったのか、すごく後悔している。
全国のパパさん、朝起きるくらい、やったほうがいい。家族と同じ時間を生きることは、ホント大事」
私は人間である前に女なので、早起きも、ひとりでの早起きも、『大丈夫』であり、
「もぉう~、ぜんぜん起きなかったよね~、あの頃ぉ~」と笑い話になると、
思っているんだろうな。
早く人間になりたいです。
少なくとも夫の中で。
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本当は不安でたまりません。