デジタルネイティブ~AIネイティブがタブレットPCを持って帰ってきた

B!

 

おはようございます。みゆきです。

7歳と5歳の息子ふたりを育てています。

 

小2長男がとうとう学校からタブレットPCを持って帰ってきました。

うちの学校では、PCルールはこんな感じ。

 

  • 毎日持ち帰り&毎日持参(←仕事忙しいワーママか!?)
  • 充電は家で
  • 課題以外では使わない(←「そんなルール守らんでいい」と言いました)
  • WiFiパスワード保存できず(←めんどくさいけどこれは仕方ないかもね)

 

みなさんの学校貸与のPCはどんなやつでしょうか。

うちの子のは、

Lenovo製の小さいけど重いやつ。

(タッチパネルだから重いのかな?)

 

パパに操作を教わり、

ログインしたりして自分でやっております。

(いつも通り課題にはノータッチ)

 

「ママー!いつもみたいにこれ大きくするにはどうするのー!?」

 

画面上のブラウザをフルスクリーンにするためには

右上の□を押す、

なんて初歩的な操作を教える時期が、

こんなに早く来るとは。

 

デジタルネイティブというよりもはやこの子たちの世代は

AIネイティブと言うらしいのですが、

そのうち親の知識を追い越してはるか遠くへ行くことでしょう。

 

 

でも今日はこのPCについていろいろ思ってしまいました。

↑これは私のPC

 

 

長男の公立小学校で貸与されたPCはLenovo製。

つまり中国の会社が作ったもの。

 

本来、公的施設の備品は国産メーカーから買う、

がデフォルトなはずですが、

もはや日本のPCメーカーは死に絶えつつあるということ、

改めて考えさせられました。

 

国産PCメーカーと言えば、

 

  • NEC
  • SONY
  • Sharp
  • Fujitsu
  • Panasonic

 

こんな感じ?

 

 

私事ですが大昔、

制作会社で日系企業の下請けをしていた時代がありました。

省庁が開催するイベントに

企画を競合入札していたのですよ。

実際ね、企画書をタクシーで省庁の受付に提出した覚えがあります。(時代!)

 

その時の日系代理店の人が言っていました。

 

「多分、競合は外資ばっかりだから、うちが勝てると思う。」

 

省庁の公的機関が外資系企業に発注することのほうが珍しいと。

 

実際その入札には無事勝利し、その仕事を請け負いました。

 

 

その後私は外資系代理店で働くことになり、

そこでも偉い人が言っていました。

 

「〇〇省からピッチ(競合プレゼン)の誘いが来たけど、

どうせ日系には勝てないから断る。」

 

とにもかくにも公的機関は国内企業を優先させるのです。

当たり前です。

どうせお金を使うなら、国外に出てしまうより

日本国内でお金が回るほうが良いわけです。

 

それなのに、それなのに。

公立学校の貸与PCは中国製。

日本、どーした!?

 

・・・と思ったら既に、国産PCメーカーはほぼ、

『無い』に等しい状態なんですよね。

 

  • NEC:Lenovoが買収
  • SONY:投資ファンドに売却
  • Sharp:撤退後、中国企業傘下で復活
  • Fujitsu:Lenovoが買収
  • Panasonic:LET’S NOTEが存続している

 

 

国産メーカーを買おうにも、

もはや無い。

『LET’S NOT』は高級路線で存続しているも、

子供に使わせるような機種はない。

 

いや~・・・日本。

一昔前は『日本製』ってブランドだったはずなんですがね。

いつの間にかこんなことになっていたんですね。

 

 

かくいう私だって、

もう数年前から自分で買うPCはLenovo一択でした。

 

 

7歳から学校でPCを貸与され、

アレクサで遊び、

スマホで写真を撮り、

Amazon Primeを見て育った子供たちが作る時代は、

どんな時代になるのか、楽しみです。

 

 

 

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