おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
3歳次男、親が想像もしないことをしてくれる子です(汗)
ふたり目なので子供には多少慣れているかと思いきや、いちいちびっくりさせられます。
例えば長男は、普通にひとりでトイレに行けました。
サポートが必要な部分だけ、呼んで知らせてくれました。
しかし次男、ひとりでトイレなんて行かせると、何をしでかすかわかりません。
だから夫も私も、次男のトイレが少しでも長いと、すぐに見に行きます。
そして大抵の場合、何かしています。
トイレットペーパーで遊ぶのなんてまだいいほうで、
子供用の便座をトイレの便器の中へ入れてビショビショにしていたり、
トイレットペーパーをたくさん流してみたり、
トイレを水浸しにしたり、
トイレを壊さないか、いつもヒヤヒヤしています。
歯磨きをさせると、磨き終わったハブラシで壁をゴシゴシしたり、
長男の好きなオモチャをわざと家具と壁の隙間へ投げ入れたり、
冷蔵庫の下の隙間にオモチャを押し込んだり、
洗面所でひとり、歯磨き粉をムシャムシャ食べていたり、
とにかく想像もしないことをします。
そして夫が、次男にこう言いました。
「このイタズラっ子が~っっ」
しかしこれこそが、『大人の決めつけ』であると、『子育てオタク』の友人に教わりました。
(↑仙台、楽しかった~っっ)
次男に言わせると全部、
「ただ、やってみたくなっちゃった」んだそうです。
それを『イタズラ』と決めるのは、大人です。
次男にとったら別にそれは、『イラズラ』ではなく、
ただただ『歯磨き粉を食べてみたくなったから食べてみた』
それだけです。
だからまぁ、あまり害のない次男の所業は、こちらの限界点を調整して、
気が済むまでやらせるつもりです。
もちろんいちいちコメントはしますが。
「歯磨き粉なんて食べたら、お腹痛くなるかもよ?」
親としてこわ~い本を読みました。
推理小説で有名なアガサ・クリスティーの小説ですが、
推理小説ではなく『心理サスペンス』だそうです。
『親として良かれと思って』
『親の決めつけ』
その極端な話かと思いきや、
決して他人事ではないというか、
読んでおいてよかったなー、と思いました。
しかも最後がまた、
こわ~い・・・
長男にしても、彼の素直さ、聞き分けの良さ、
そういうものを親が、大人が、都合よく利用して、
彼の本心をないものとしてしまっているんじゃないか。
次男の『イタズラ』は、本当は多分、
『創造性』や『自立心』の現れだとはわかっているものの、
やっぱり家の中にある程度の秩序を求めてしまう大人の都合により、
途中で止めることが多くなってしまう。
子供のこと、わかったつもりになっている自分に、たまに我に返ること、ありませんか?
『良い』と『悪い』を決めつけている自分に気づいたこと、ありませんか?
あーるー・・・(苦笑)
家の中で唾を吐く次男にはきっと、
「ダメ!」
と安易に言うよりも、
「ママは、いやだな~。いやだな~。」
のほうが、本来は正確なわけで。
『長男は聞き分けが良い』
と形容する時点でそれも、あくまで大人の言葉です。
長男自身は、聞き分けよく振る舞おうと思っているのではなく、
彼なりのモチベーションがあって、たまたま言われたとおりにしようと思っただけです。
きっとまだ幼児なのでいいほうで、
これからどんどん大きくなるにつれて、
次男の『やってみたくなっちゃう』ことも度を越えてくるはずです。
親の目が届かない範囲もどんどん増えてきます。
親の知らない子供だけの世界も、どんどん広がっていくはずです。
-愛するだけでは、十分ではないのだ。
小説自体は、子供だけでなく夫婦間の話も大いに関係あるのですが、
夫婦間に関しては、私の意見は・・・
どっちもどっち、かなぁ~
妻に言われるがままにした夫が、単純な被害者かと言うと違う気がします。
(あたながそのあたりどう思うか、も興味あります)
しかし子供に至っては、やはり親である時点で圧倒的な権力を持っているわけで、
そのことを認識していないといかんよな~、と思いました。
この子は怖がりだから。
この子は強いから。
この子は人見知りだから。
この子は我慢強いから。
長男には長男の、次男には次男の宇宙があり、視点がある。
彼らを私の中に取り込むのではなく、私が彼らそれぞれの中へ。
・・・歯磨き粉は、一度食べて以来、食べなくなりました。
やっぱり食べてみたら美味しくない、食べ物ではない、ということに自分で納得したようです。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。