おはようございます。みゆきです。
8歳と6歳の息子ふたりを育てています。
「いろんな人がいるんですね~。」
前の会社で同僚に言われたんです。
よく言うよねって。
「いろんな人がいるんですね~。」
確かによく言うかも。
あの人がこうした。
あの人がああ言った。
という同僚の話に対する私の反応は大体、
「いろんな人がいるんですね~。」
知ってた。知っての。
いろんな人がいること、知ってた。
でもここまで違うとは。
我が子ふたりの話。
長男は比較的言語に対して敏感で、
素直なタイプなのかな。
一緒に歩いていると、
どんな子であれ子供はよく立ち止まると思うんですが、
「行くよ。」
ひとこと言えば長男は、
割とすんなりまた歩き始めます。
触ってはいけないものを拾ったら、
「ダメ!触らない!」
と言えばすぐに、まずは離す。
それからなぜかと聞きます。
対して次男。
天邪鬼?
我が強い?
立ち止まってしまったら、
「いくよ」
なんて言っても無駄。
行かないもんは行かない。
気が済むまで立ち止まってうずくまってます。
触って欲しくないものも、
「ダメ!」
と言ったって離さず、
持ったまま「なんで?」
ここまで反応が違うもんなんだな~と。
いろんな子がいます。
素直で聞き分けの良い長男も、
もちろんまだまだ癇癪を起します。
次男と比べて自分だけ怒られたとか、
テレビの順番とか、
おやつの量とか、そういう子供らしいことで。
彼の場合、
泣きながら大声を上げながら、
ひとりドシドシと寝室へ行きます。
寝室で大声を上げながら主張します。
そういう時は、私か夫のどちらかがひと声かけ、
あとは放っておきます。
そうするとちゃんと、ひとりで気持ちを切り替えて出てきます。
出てきたら、褒めたり労ったりして迎えます。
「上手に気持ちを切り替えたね。すごい。
何が嫌だった?
誰にどうして欲しい?」
言語化するならさせたり、
したくないと言うならそれでもよし。
対して次男。
彼はまず拗ねる。
読んで欲しい本を読んで欲しいタイミングで読んでもらえないと、
拗ねる。
「もういい。
いっしょうよまなくていい(怒)」
次男はちょっと私とはタイプが違うので、
どう対応するのが正しいのかずっと試行錯誤だったんです。
むしろ構い続けたほうが良いのかなと思い、
「いまなら読めるよ?読もう?」
と何度も誘ったり。
でもやっぱりそこは『優しい放置』が良いような気がします。
「いまなら読めるよ。」
とだけ声をかけて、
あとは触らない。
放っておく。
そうすると次男もまた、
自分のタイミングで殻から出てきます。
出てきたときに優しく迎える。
「えらい。さすが。
どうして欲しかった?」
次男と一緒に歩いていて立ち止まってしまった時には、
少し待ってみて長そうなら、
ゆっくりと先に歩き始めるのが正解だと最近学びました。
それはもちろん、先に歩いて行っても大丈夫な年齢になったこともある。
ゆっくり先に歩いていれば、
次男は彼のタイミングでちゃんと追いついてきます。
その、歩き出すタイミングを自分で決める、
ってことが重要なのかなと。
部屋を出るタイミング、
殻から出るタイミング、
歩き出すタイミング、
そのタイミングを、
人から言われたものではなく、
自分で決めることが、
子供というか人にとって、
重要なのかなと。
やらなきゃいけないとわかっていることも、
人から言われるより、
自分で「よいしょ」と思えるタイミングでないとできないのは、
大人も同じ。
繰り返しですが結局は、
『そういう年齢』になったということかな。
これまでは、
先に歩き始めたくても危なくてひとりにはできなかったわけで。
手は放しても目は離さない。
的な?
最近の次男が読んで欲しい本はこれ。
これを一緒に読みながら、
「へ~」
と虫について学ぶ、
というのが次男のお気に入り。
虫の名前を隠して虫の名前をあてっこするのもお気に入り。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。